自己紹介
- 北村雄一(北村@)
- イラストレーター兼ライター 詳しくはhttp://www5b.biglobe.ne.jp/~hilihili あるいは詳細プロフィール表示のウェブページ情報をクリック
2015年11月13日金曜日
馬鹿を背負った固執くんがいけいけ突っ込め
ここはシャングリラーっ!
シャングリラ! シャングリラ!
( ‥)ああ鳥が鳴いている
∧∧
( ‥)ここ地獄じゃね?
自分を信じる。
これは自らを本尊として祭り上げることに他ならぬ。
(‥ )自分で自分を神にしたー!
∧∧
( ‥)えきせんとりーっく!
ふと、ここまで考えて思った
これ、ホモ・サピエンス独特の特徴じゃねえの?
∧∧
(‥ )宗教的遺物はホモ属の中でも
\‐ サピエンス種のみで顕著である
一方
宗教的遺物がほとんど無い
ホモ属の他の種族は
軒並み全滅
(‥ )自ら
自分自身を神と
祭り上げる
つまりは
異常者だけが
勝ち残った世界
それが今の時空なのか...
まあ、確かに利点はあるかもしれない。この川、飛び越えられるかな?? 怖いな、そう感じて躊躇することは動物でも人間でもある。
少なくともそう見える。
だが、
自分で自分を信じて全力を出す!
という精神異常的なことをするのは
( ‥)たぶん俺たちだけ
‐/ だよなあ
∧∧
( ‥)それが突破力に
つながっているんですかね
確かに今でも実際にいるではないか。自分にまったく疑問を抱かず、他人の迷惑など関係なく勝手に突き進む奴。
だいたいにおいてそういう奴は周囲から浮いて死んでしまうか、人生が詰んでしまうのだが、時として大成功を収める場合がある。
∧∧
(‥ )大部分は人生が詰むのに
\‐ 時折大成功するから
そういう病的な症状が
そこそこ残っているのだろうと
(‥ )残るってそういうこと
だからな
なんらかの利益がないと
存在は存続しない
あるいは我々、ホモ・サピエンス自体が多かれ少なかれ、そうであったということやもしれぬ。
∧∧
( ‥)それが大量に残された
宗教的遺物や芸術作品に
現れているのだろうと
( ‥)そして時々
‐/ 他の人間よりも症状が
強い奴が出てくるのだな
ただ、症状が強すぎると詰んでしまうのは確かなので、ある割合以上には増加しないようである。そもそも、何かに固執することは、固執した答えや選択肢の正否や真偽を保証しない。
∧∧
(‥ )失敗した選択肢に固執して
\‐ 強行突破すると人生が
詰みますよと
(‥ )あれだな
選択肢の壁を突き抜けたら
そこは泥沼だった
というやつだな
要するに、固執するのは別に良いのだ。
むしろ問題は、固執する対象にどれを選ぶか? である。
直感でも良いから正解の選択肢を選べる頭脳があったかどうか、それが生死を分ける。
つまり選択肢への固執が強すぎると、死ぬ可能性が増大するのは確かだが、もっと深刻なのは、固執が強い上に頭の出来が残念だと死ぬ危険性が顕著に増大することにある。
∧∧
( ‥)固執の強さに
頭の出来が巻き込まれる
みたいな状況
(‥ )僕、馬鹿だから
固執くん止めてよー
と馬鹿が泣いても
馬鹿くんを背負った
固執くんは
いけいけ突っ込め
ああ、せめて、俺は普通くんだけど、この件は人に聞いたし調べた。反対意見も多いが、前提を変えればむしろ俺の見解が正しいことになる。みなが言う否定の根拠の前提には、実は不確定な部分があるのだ。つまりひっくり返せる。だったら多分、正解はこれで良いと思うのだ。
よっしゃ、普通くん、後はこの俺、固執くんにまかせてくれ。きらーん。
せめて、せめて、こういう組み合わせであったなら...
これは=>hilihiliのhilihili: ほめて伸ばして煽るの続き
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