自己紹介
- 北村雄一(北村@)
- イラストレーター兼ライター 詳しくはhttp://www5b.biglobe.ne.jp/~hilihili あるいは詳細プロフィール表示のウェブページ情報をクリック
2015年6月15日月曜日
怪物というよりむしろ怪獣
∧∧
(‥ )今、あなたが進行している
\‐ 仕事のひとつは
漫画...ですかね?
(‥ )これが漫画だと言ったら
本職の漫画家は
怒りそうだけどな
だけども強いて言えば
漫画だなあ
今、自分が作っているものが既存の分類のどれに該当しているのか? なんだかよく分からんしろものだけども、やっぱ漫画かなあ? という感じである。
∧∧
( ‥)とはいえその漫画もどきを
描くだけでも大変なのだと
( ‥)というかね
‐/ めちゃくちゃ
大変なのですよ
脳も体も
止めてくれ!!って
すぐに
悲鳴を上げるんです
漫画家っていうのは
一体全体どんな体を
しているんだい?
まあ確かに漫画家というのは高校とか大学とかにデビューするようなかっ飛んだ人々で、そのそれ以前からすでに漫画を描いているのだ。年期も練度も違いすぎる。それに若ければ体力も情熱もあろう。単位時間に傾注できるカロリーが違えば、練度と合わせてその突破力たるや圧倒的。
∧∧
(‥ )ましてやあなたなんて
\‐ 45を越えて
こんな出来もしないことを
いきなり
やってるわけだからね
脳にも体にも
良くないですわなあ
(‥ )説明文...ふきだしだな
それを決めると
絵が決まる
だが構図が悪い
だからふきだしを
変える
すると文章が変わる
文章が変わると絵も
影響を受ける
ふきだしと絵の相互調整
おっさんの体力では
負荷が大きすぎるんだ
こんな負荷に耐えて、しかも連載しよる。漫画家の脳と体とは、一体なんであろうか?
∧∧
(‥ )...まあ結果論だよね
\‐ これに耐えられない人間は
淘汰されて消えてしまい
残ったのは怪物的な人たちだけ
でしょうからね
(‥ )それに
30代後半までに
事業を軌道に乗せれば
アシスタントまかせに
できるし
自分が死んでも連載は
普通に続くようなことも
可能だからな
つまりいつもの話だ。40歳が人間のピークで後は下降するのみ。
とはいえその一方では、成功を収めたあげくに、それを越えた今でも自分で描いています、という人もいるわけで。
∧∧
(‥ )HUNTERxHUNTERを
\‐ 描いてる冨樫義博さんって
それっぽいよね
(‥ )絵がうまいから
分かりにくいけど
くせがあるからなあ
それにほとんど下描きで
ジャンプに
掲載したことがあるとか
聞くから
アシスタントではなく
本人が描いているの
だろうね
∧∧
( ‥)この人はあなたより
年上だよね?
(‥ )漫画家が怪物だと
いうのなら
もうね怪物を通り越して
怪獣ですよ怪獣
休載ばかりしてるとか
言われてますけどね
本人が描いているなら
それは怪獣ですよ
口から破壊光線
目から怪光線
身じろぎすれば
町が吹き飛びますよ
∧∧
(‥ )幽遊白書で大成功しても
\‐ なおも漫画を描くのだからね
(‥ )周囲から押されたとしても
未だに出来ること自体が
すごいよなあ
∧∧
( ‥)一方、今のあなたは
頭が痛い
( ‥)あー困った
‐/
脳が痛え
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