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2014年7月21日月曜日

有権者お勉強計画

 
 ∧∧
( ‥)例えばの話
 
  ( ‥)そうねえ
    ‐□ 意地悪な言い方を
      すればだよ
 
 人間の知性は平均値が一番多く、”頭が良い”人間になるほど数が少ない
 
 例えばこう

高い


◼︎
◼︎
◼︎◼︎
◼︎◼︎
◼︎◼︎◼︎◼︎
◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎→多い


低い

 
 しかるに民主主義と選挙の結果は”有権者の平均的な意見や理解”に引きずられる
 
 ∧∧
(‥ )そりゃそうでしょうね
\‐
 
  (‥ )まあ、これ自体は
      当たり前な話だな
 
 奇異なのは、この状況に絶望する人間がいることだ。彼らは有権者はもっと勉強しろ、と、まるで泣き叫ぶように主張する。
 
 だがしかし以上の前提を踏まえればだ
 
 ∧∧
(‥ )原理的に意味ないよね
\‐
 
  (‥ )大多数は理解できないか
      理解はできるが
      その労力を惜しむ人
      だからな
  
 仮に、全有権者が”勉強”とやらをしても結果は同じだ。底上げが起きるだけで全体の有様は変らん。
 
 ∧∧
( ‥)有権者お勉強計画は
    原理的に無意味である
 
  ( ‥)つまりだな
    ‐□ 有権者お勉強計画って
      言ってる本人は
      まじめだろうけど
      意地悪な言い方をすれば
      ”僕ちゃん馬鹿です宣言”
      だとも言えるわけよ
 
 少なくともである。有権者は勉強をすべし、という意見には、人間の知能はすべからく等しい、勉強をすればすべからく向上が可能である、という前提があるように思える。もちろんこれは明らかに間違いだ。
 
 ∧∧
( ‥)つまりもっと意地悪な
    言い方をすれば
 
  (‥ )こんなことも分からん奴の
      たわごとを真に受けたら
      我々は全滅だ
 
 真面目な人間の言う事をぼけーっと受け流す人が大部分というのは幸せなことである。もしそうでなかったら人類はとっくに滅びていたかもしれない。
 
 
      

 

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