自己紹介
- 北村雄一(北村@)
- イラストレーター兼ライター 詳しくはhttp://www5b.biglobe.ne.jp/~hilihili あるいは詳細プロフィール表示のウェブページ情報をクリック
2014年4月28日月曜日
月齢25と26
月齢25を追加(これは2013年のもの)=>Untitled Document
月齢26を追加=>Untitled Document
∧∧
(‥ )これは2013年のものと
\‐ 先日、26日の夜から
翌27日の朝にかけて
三浦半島へいってきた時の
ものだね
(‥ )なんというかこれを
アップするだけで
本日28日まで
かかってしまったわけよ
本当は24日の夜から25日にかけていくつもりだったのだが、雲が出たこともあって断念。
∧∧
( ‥)おまけに寝てしまって
月齢25日の追加スケッチは
無しよ状態に
( ‥)もうあれね、
‐□ 月齢24日を追加スケッチ
するために望遠鏡をかついで
公園までいって
それをアップして*
それだけで疲れたわけだ
ダウンですよダウン
眠くてしょうがない
ともあれ、26日、土曜日の夜はちょうど良い案配であることを確認。三浦半島まで出かけたのである。前回hilihiliのhilihili: 明るい灰色の空に天の川を見たの時には目的地まで行くバスが無くなってしまったわけだけど、今回は前より早いのだ。状況は完璧だ。
∧∧ バス無いよ
(‥ )
‐(;‥)うおっ! 今日は土曜日
‐□ 休日運行じゃないか!
休日運行の時は平日よりもバスの運行は早く終わる。うかつ。結局、前回と同様、最終目的地の手前が終点となるバスに乗り、そこからはやはり歩きに。
∧∧ 今日は人通りが多いね
( ‥)
‐( ‥)土曜の夜だからかな?
バイクのツーリング、3人ぐらいで爆走する暴走族まがいな若者、上り、下りを問わずに移動する自動車、犬の散歩をするおばさん。時刻もやや早いせいか、あるいはより暖かな季節になったせいか、意外にも賑やかである。そして目的地までつくと本格的なキャンプをする人たち、焚き火、バーベキュー。
こちらは星を見たいのだから、そそくさと海岸の暗い方へ隠れるように移動する。
∧∧
(‥ )今回は望遠鏡と
□‐ 200倍の接眼レンズも
持ってきたのだよね
(‥ )接眼レンズが100倍しか
なくてな
とはいえ、...
と、ここまで書いたところで、あれ?
∧∧
( ‥)なんか書き込んでいる
途中なんだけども
blogにアップしちゃったよ
( ‥)うおー
‐/ おかしいな
そんな操作したっけ?
ともあれ、追記はまた後にしよう。今はやらねばならないことがある
そしておよそ3時間後の17:30に続き
接眼レンズが100倍しかない。そして我が家の望遠鏡は Vixen の PLANET-RC-125M というもの。
∧∧
(‥ )ずいぶん古い望遠鏡だよね
\\‐ 今ではもう売られていないし
⊥ 接眼レンズの差し込み口も
今とは規格が合わないと
(‥ )そういうわけで
差し込み口自体を買って
規格を合わせると共に
200倍の接眼レンズを
購入したのだが
ああ、だめだ。気流が悪くてやっぱり惑星を見てもよく見えない。木星も火星も土星もゆらゆら揺れるだけである。
*気流が悪い:熱いアスファルトを通して見る風景が揺らぐように、上空には温度の違う、ひいては密度の違う空気の層があるので、天体はゆらゆら揺らいで見えるということ。そもそも星がまたたくのはこのためで、星のまたたきが激しい時に望遠鏡で覗くと、それはもう、すごいことになっている。
∧∧
( ‥)そもそも100倍以外の
接眼レンズをしまって
見当たらなくなったのは
月ぐらいしか見るものが
なかったからだよね
( ‥)月でさえも、拡大すれば
‐□ ゆらぎが大きく見える
だけだしな
だが、月のスケッチをより詳細に進める、という点では、それでも200倍が必要だ、という事で200倍の接眼レンズを買ったのだが、その効果を見るのはまた後の話となりそうである。
*今回は月が出てから日の出まで時間がなかったので、”南半球の全体像をスケッチして、では200倍で細部の詳細を行いましょう”、ということが出来なかった。そういうわけで月に関しても200倍はまだ未使用。
ともあれ
∧∧
( ‥)星、きれいだね
( ‥) うん、でも以前に
‐// 来たよりもやはり
⊥ 明るくなった
気がするな
そういえば、去年の暮れだったか? 我が家の周辺も街灯が発光ダイオードに代わったのだが、そのまぶしさたるや強烈である。ある日、突然、夜道が昼間のようになった感じ。
∧∧
(‥ )三浦半島の南端は
\‐ 三浦市だけど
同じことをしたの?
(‥ )どうなんだろうね?
ともあれ、それでもなお、天の川をはっきりと見ることは出来るのだ。一方、北には関東平野という大都市圏があるわけで、やはり、やや北よりの高度の低い星や星雲は、ガイドブックの通りにしても所在がよく分からない。
そもそも、手持ちにある星雲や星団の所在を書いた天体のガイドブックは、もう36年も前のものである。
∧∧
(‥ )都市部でもこの星雲は見える
\‐ そう書いてあるけども
そこまではっきりとは
見えないよね
(‥ )36年前の灯りと
今の灯りが全然違うのじゃ
ないかなあ?
確かに、神奈川ではないが、自分が子供の頃の街灯というと白熱電球に笠をつけただけのものだった。それがいつからか蛍光灯になり、そして発光ダイオードの強烈な光になったわけで、昔に比べると星の見え方が一層厳しくなっているのかもしれない。というか、多分そうだろう。
ヘラクレス座のM13はともかく、こと座のドーナッツ星雲ことM57は、あまりにかすかで、望遠鏡の視野に入っているのが最初は分からなかったぐらい。
∧∧
( ‥)100倍の倍率で見ているから
ということもあるの
でしょうけど
( ‥)でもさ、ガイドブックだと
‐□ 100倍にしても薄れて
見えにくくなることは
無い、そう書いてある
やはり、都市の光が強いってことなのだろう。実際、こと座の高度が上がるに従って状況はだいぶ良くなった。
*拡大すると薄れる:望遠鏡は大きなレンズや反射鏡で光を集めて、肉眼で見えない暗い天体を観測可能にする。一方、細かい様子を知るには倍率を上げる必要があるが、それは集めた光を薄める行為なので、像は大きくなるが暗くなる。天体によっては拡大するとむしろよく見えなくなる、ということ。
ああ、これなら小さな倍率の接眼レンズを持ってくればよかった。
∧∧
(‥ )本当は小さな倍率の
\‐ 接眼レンズもあったけど
それもしまって
今では行方不明だからね
(‥ )神奈川の中央では
そもそも夜空が明るすぎて
星雲が見えないんだ
だから低倍率のレンズも
出番無しだったのだよな
だからしまったし
だから
100倍のレンズしか
無い状況になった
わけなんだが
だが、空のきれいな場所へいけばまだ使い道がある。それを実感した今、考えなくてはいけない。
∧∧
( ‥)あるいはより根本的な
解決として
もっと大きな
20センチサイズの
望遠鏡を買うかだね
( ‥)色々と思案のしどころだな
‐□
とはいえ、夜空はきれいだった。海の向こうから上がってきて全身を見せるさそり座は美しかったし、そして球状星団M4を初めて見た。
∧∧
( ‥)さそりの心臓、
アンタレスのすぐ脇にある
というから
すぐに分かる球状星団だと
言われているのにね
( ‥) 今まで都市部にいたから
‐// 見えなかったのだ
⊥ ここなら一発だよ
さすがにまだ寒いが、明け方までなかなか楽しめた夜だった。天の川も、そこにひたっている、いて座もすばらしかった。地平線の向こうに赤い月が昇ってくるとそれをスケッチして、夜明けと共に帰った。
と、スムーズにいくはずだったのだが。
ところが帰りのバスを
∧∧ 逃してしまいました
( ‥)
‐(; - -)うおー!
夜に来た時と同様、バスの折り返し地点まで歩く羽目に
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