自己紹介
- 北村雄一(北村@)
- イラストレーター兼ライター 詳しくはhttp://www5b.biglobe.ne.jp/~hilihili あるいは詳細プロフィール表示のウェブページ情報をクリック
2014年4月19日土曜日
戦争ごときではリセットできないらしいので
この閉塞感を打開するもの。それは戦争である
∧∧
(‥ )そう主張した人がいて
\‐ 話題になったのは...
数年前でしたっけね?
(‥ )いつだったかねえ?
当時はこの発言に
知識人がぎゃんぎゃん
わめいていた記憶が
あるけども
まあ、知識人とはこういう時に、その発言は問題だ! と声を張り上げるのが仕事であるからしょうがない。しかし、知識人とはその実、金持ちで恵まれて若者を搾取する勝ち組の立場だ。その搾取ゆえに以上のような発言が出てきた時、そんな”正論”で相手に反論するのは正直言って恥知らずとしか言い様がない。
∧∧
( ‥)とはいえ、戦争で
その閉塞感とやらを
打開できるとも思えない
それは事実ですね
( ‥)今の戦争はどうも
‐□ かつてのような
総力戦ではない
市民軍からかけ離れた
プロによる限定的な
戦争だよね
だとしたら、社会の不均衡や勝ち組固定という状況を戦争でリセットできるとは思えない。
*ひるがえれば、戦争を望むとは嘆かわしい、という知識人や文化人の声が異常なまでに虚ろなのは、彼ら自身が勝ち組であるからだ。この意味において彼らの主張は、私が戦争に反対なのは勝ち組である私の地位を平和という名の現状維持で望むからです、ということでしかない。
とはいえ
∧∧
(‥ )限定的なプロの戦争でも
\‐ 景気や雰囲気が上向くことは
ありうるんだよね
(‥ )湾岸戦争の後の
アメリカなんかは
そうなのだろうな
でも、言い換えれば
その結果があれだ
ベトナムの敗北、日本という経済大国の出現は、湾岸戦争で払拭された。戦争に勝利し、有事には何も出来ない日本を見てアメリカはプライドと自信を取り戻した。そして、それだけでないにせよ、空前の好景気が訪れる。資本主義はついに新たなフェーズに突入し、不況という波から永久に脱したとか、訳が分からん妄言を垂れ流すくらいの絶好調。
∧∧
( ‥)でも、それは結局
借金という形で未来のお金を
現在という時空に集約させる
ことでしかなかった
時間軸に沿って
お金の疎密を作り出し
経済を一時的に
フル回転させていた
それだけだったのだよね
( ‥)社会はリセットどころか
‐□ 勝ち組と負け組に
固定化されてしまった
わけだ
つまりこれを見るに、どうやら、現代の戦争ごときでは格差をリセットすることができないらしい
∧∧
(‥ )どうしたものですかねえ?
\‐ 少なくとも日本の場合
勝ち組は老人だから
時間が格差を解決してくれる
わけではあるのですけどね
(‥ )しかし、もう一工夫欲しい
ところだよな
だって、みんなそんなに待てないだろう?
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