自己紹介

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2014年3月16日日曜日

スクラップブックを作ればいいじゃない

 
 ∧∧
(‥ )深海生物の本というと
\‐  必ず出てくる要望が
    ”写真で見たい”
    だよね
 
  (‥ )ああ、それが
      不思議なんだよね
 
 検索すればいくらでも出てくるじゃんよ

=>https://www.google.co.jp/search?q=deep+sea+fish&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ei=7EglU96WEZHNlAX3mYCIBw&ved=0CAcQ_AUoAQ&biw=1066&bih=752#q=deep…
 
 *注:架空の生物やイラスト、深海生物でない海洋生物などの写真が混ざっているけども、ご利用と識別は自己責任で。
 
 ∧∧
(‥ )まあ、本にしてまとめて
\‐  手元に置いて
    おきたいのでしょう
 
  (‥ )とはいえあれだよ?
      ネットに紙の書籍が
      シェアを奪われ
      画像やテキストを
      切り貼りするtumblrが
      存在する時代だよ?
 
 今時、深海生物の写真を本で手にしたいって、そりゃあ、エロ本がどうしても欲しいと言ってるのと変わらんでしょう。
 
 ∧∧
( ‥)まあ、今やエロ画像は
    ネットでただで
    いくらでも手に入れられる
    時代ですからね
 
  ( ‥)画期的としか
    ‐□ 言い様がない時代だよ
      20年前には想像も
      出来なかったし、
      エロ本業界は壊滅的だ
      そうだけどね
 
 深海生物だって同様だ。いくらだって画像を手に入れられるのである。例えばDeep Sea lizard Fish で検索をかけるとシンカイエソの画像をこれだけ見ることが出来る。
 
=>https://www.google.co.jp/search?q=deep+sea+fish&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ei=7EglU96WEZHNlAX3mYCIBw&ved=0CAcQ_AUoAQ&biw=1066&bih=752#q=deep…
 
 もちろん、通称名でなく、学名で検索しても良い。非常に特異な魚オオクチホシエソの学名Malacosteusで検索すると次のようになる

=>https://www.google.co.jp/search?q=deep+sea+fish&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ei=7EglU96WEZHNlAX3mYCIBw&ved=0CAcQ_AUoAQ&biw=1066&bih=752#q=mala…
 
 ∧∧
(‥ )stoplight loosejawという
\‐  表記があるよ
    意訳すれば
    ”赤信号の顎抜けさん”だよね
 
=>https://www.google.co.jp/search?q=stoplight+loosejaw&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ei=tFIlU-6_JYLTkAXuzYCYCQ&sqi=2&ved=0CAcQ_AUoAQ&biw=1066&bih=752

  (‥ )そんな表記があるんだな
      これは知らんかった
 
 この魚は頭部に赤と青の発光器を持っている。確かにこれは信号機だよなあ。
 
 まあ、なんにせよ、あれだ。これらの画像をプリントアウトするなり、あるいは電子データとして保存するなりすれば、自前の深海生物本を作ることが可能だ、ということでもある。
 
 ∧∧
( ‥)それ、スクラップブック
    だよね
 
  ( ‥)個人で楽しむ分には
    ‐□ 版権の問題も生じないし
      検索すれば深海生物の
      基本情報も手に入る
      スクラップブックでも
      充分楽しめるだろう?
 
 なぜそうしない?
 
 *もちろん、これを書籍にすると問題が生じる。使う画像のすべての版権をクリアし、事務手続きを行って人件費を消耗し、さらにお金を振り込まなくてはいけないからだ。ようするに、書籍において、ネットにある素晴らしい画像を集めて写真集を作ろう! という計画は非現実的である。個人でメモ的に作っているものだからこそ電子的なスクラップブックで写真集を作りうるわけで、出版社にこんなことは出来ない。逆に言えばネット社会の今、一般人にこそ、こういうことが可能となったのだ。つまるところ、書籍で深海生物の写真を見たい、という要望は、この点においてやはり理解しがたい。スクラップブックを作ればすむ話である。
 
 ∧∧
( ‥)例えばtumblrで画像を
    ひっぱってきて
    コメントとして
    解説をくっつける
 
  (‥ )ほら、これだけで
      電子的な
      スクラップブックが
      出来るわけだ

 
 なにも深海生物の写真集など、今時、買う必要は無かろう。
 
 言ってしまえば、tumblrがある時代に深海生物の写真集が欲しいとか、それはネット時代にエロ本欲しいとか言っているのと同じ。訳分からねえ。ググってreblogすれば良いじゃん、テラワロスwww という感じだろうか。
 
 ∧∧
(‥ )でもあなたはそうしないよね
\‐
 
  (‥ )おれがtumblrを始めて
      それをやったら
      あれだよね
      法的にどうだかは
      知らんけども
      めちゃくちゃ
      やばいことに
      なるだろうねえ。
 
 ∧∧
( ‥)一応、本を作る側
    だからね
 
  ( ‥)出来ない事には
    ‐□ 何事も理由が
      あるものだよ
 
 ついでにいうと、なんでこういう写真を使ってくれないの?? と”僕の考えた最強の写真(想像)”とその使用を提案する人はどこの世界にもいるが、
 
 ∧∧
( ‥)そんな写真はそもそも
    ありません、と
 
  (‥ )ネットに無いから
      リアルに存在しない
      ではないけども
      リアルの世界で
      まれなものは
      ネットの世界にも
      存在しないんだよね
 
 
 
 

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