自己紹介
- 北村雄一(北村@)
- イラストレーター兼ライター 詳しくはhttp://www5b.biglobe.ne.jp/~hilihili あるいは詳細プロフィール表示のウェブページ情報をクリック
2014年3月1日土曜日
部族間抗争に組み込まれていく過程だよね
hilihiliのhilihili: 民主主義が滅びるなら、ファシズムもまた滅びるのだろうの続き
アメリカ軍は貧乏人を多く集めている、という評価が本当ならば
∧∧
(‥ )アメリカ軍は市民軍という
\‐ 民主主義の軍隊、本来の色を
失いつつあるだろう、と
(‥ )派兵される人と
派兵を支持する人の間に
ずれが生じるように
なるわけだね
兵隊になるのが面倒くさい、となれば、兵隊になるのもやむなし、という人が軍隊に入ることになる。そうして、意地悪い言い方をすれば、恵まれた人がそういう兵隊たちを戦地へ送ることになる。
再び、列強同士の総力戦になるのなら、こういう状況も元に戻るのかもしれないけど、どうも現在の兵器のあり方はそういうものではないらしい。
∧∧
(‥ )イラク戦争では占領のために
\‐ 大量の人間をかき集めた
みたいですけども
(‥ )でも結局は失敗したわけだ
アメリカは統治がへただ
とも言えるかもだし
主権国家や国民国家でない
相手だと軍隊がどうにも
機能しない、とも
言えるよね
というか、それこそ、部族抗争に巻き込まれちゃっているんじゃないの? という状況。
∧∧
( ‥)アフガニスタンでも
イラクでもね
( ‥)相手の土地にいくとさ
‐□ 結局、相手のルールに
従わざるをえないのだよな
親戚が流れ弾と誤爆と誤射で殺された!
許さん! 報復だ!
攻撃された?! なぜだ? あの部族か??
∧∧
(‥ )もう明らかに現地における
\‐ 戦争と抗争の形式に
組み込まれちゃってますよね
(‥ )部族間抗争となればなあ
もう市民軍が何か出来る
状況じゃないよね
よく訓練された小規模の部隊が的確に相手を殺す、そういう戦争にならざるを得ないってことになる。
というか、考えてみればこれこそがテロとの戦いだよね。
∧∧
( ‥)テロとの戦いって
現地の部族間抗争にアメリカが
組み込まれていく過程でしか
ないのだと
( ‥)そうなるとさ
‐□ アメリカ軍ってどんどん
変質していくのだろうな
そりゃあまあ、諸列強がいる世界で覇王になった国だから、空母も機動部隊も維持するのだろうけども、一面ではかなりおかしなことになるのだろう。というかすでになりつつあるらしい。
∧∧
(‥ )最後は市民軍から
\‐ かけ離れた存在になって
しまうだろうと
(‥ )しかし、派兵する側の
政治家を選ぶのは
戦争とほとんど関係性を
無くし、
国内に閉じこもった
有権者なわけだよね?
そして、民主党、共和党と変わるたびに、戦略がぐらぐら揺れる、そんな有様なわけで
∧∧
( ‥)軍隊の意思と現実と
軍隊の構成員のそれが、
民主制を支える国民と
乖離していく
( ‥)と、なると
‐□ アメリカの未来って
二つだよな
民主主義にこだわってぐらぐらぶれ続けて体力を失って滅びるか
∧∧
( ‥)あるいはなんらかの形で
全体を考えて国民の意思を
冷酷に切り捨てる
独裁制か少数独裁制へ
移行することで安定するか
( ‥)多分なあ、両方なんじゃ
‐□ ないのかなあ
∧∧
( ‥)ぶれ続けて体力を失って
これじゃ駄目だと
民主制を否定するような
提案がなされて
現実派と民主主義派同士で
暗殺、殺害などの血みどろの
抗争を行い
そうして安定解を発見する
だろうと
(‥ )あとは官僚制と軍事兵器が
どんな影響を及ぼすのかが
重要な要因かもね
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