自己紹介

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2014年3月28日金曜日

昔に比べるとずいぶん知見が増えてはいる

 
 ∧∧
(‥ )それでも深海魚に関する
\‐   知見って増えましたよね
 
  (‥ )自分が中学生の時に
      読んだ、
      羽根田博士の著作では
      深海魚の発光器には
      なぜ色フィルターが
      ついているのか?
      それが分からなかった
      のだよね
 
 今だと、どうも紫の色フィルターは光迷彩において役立つらしい。発光器の光を、より青に変調する効果がある。ということが分かってきた。
 
 そしてマラコステウスとその仲間が持つ赤い発光器は本当に赤い色を放つ。
 
 ∧∧
(‥ )問題はそれ以外の人たちと
\‐  それ以外の色フィルター
    ですよね
    光迷彩でも赤でもない
    だとしたら視覚に関する
    性淘汰の産物なのか?
 
  (‥ )しかしどうも
      ご本人たちには
      色覚があるという証拠が
      見当たらない
      分からんものは
      今でも分からんのだ
 
 ∧∧
( ‥)謎であると
 
  ( ‥)動物の色覚は...判断が
    ‐□ 難しいものであるよね
      例えばの話
      頭足類には色覚がない
      という話がある一方で
      彼らは周囲のものに
      合わせて擬態する
 
 実は色を見るのに必要な、複数の色素を網膜に持っているのかもしれないし、あるいは、それは種類によって違うのかもしれないし、あるいは一種類の色素でも..という例の話なのかもしれない(このあたりの話は個人的にはまだ調べていない領域でもあるので自分としてはよく分からない)。
 
 ∧∧
(‥ )調べないと分からない
\‐  しかし
    調べても分からないかも
    しれない
 
  (‥ )さらに深海魚が
      仲間をどう見ているか?
      もさることながら
      どう見えているか?
      も検討すべきこと
      なのだよね
 
 どうも色々検討すると、種類にもよるが、思っていたのとずいぶん違うんじゃね? という感じになる。それは、発光器の分布から明らかだ。

 だがしかし、深海魚の写真を見たい、と言っている人は、こんなことにはまったく興味を抱いていないらしい。
 
 ∧∧
( ‥)知らないからでしょ
 
  ( ‥)客の望みは現実から
    ‐□ かけ離れているでな
      客の要望に合わせると
      必然、本は現実から
      かけ離れたものになる
      夢は伝えられるが
      現実とその驚きを
      伝えられなくなる
      つまるところ、
      客の望みに答えるとは
      ジャーナリズムではないね
 
 いや、あるいは、客の望みに答え続けたからジャーナリズムはジャーナリズムに成り果ててしまった、というべきなのか。
 
 *例えばの話、暗い場所で撮影するにはライトを当てる必要があるが、ホタルにライトを当てて撮影したらどう写ると思う? それは確かに現実ではあるけども、実際と同じか? という話である。
 
 
 これはhilihiliのhilihili: 夢を知りたいわけで、現実を知りたいわけじゃなかろうの続き
      
     
 
 

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