自己紹介
- 北村雄一(北村@)
- イラストレーター兼ライター 詳しくはhttp://www5b.biglobe.ne.jp/~hilihili あるいは詳細プロフィール表示のウェブページ情報をクリック
2014年3月14日金曜日
その時刻は確実に接近する
帝国の防衛ラインが突破されることは織り込み済みだったが、これまでと違うところは防衛ラインを再構築する力がもはやない事だった。生産力を失っていた帝国は行政力を喪失し、二度と再建することはなかった。後に残ったのは貧しい土地を蛮族が支配するだけの、分割された原始的な世界。
∧∧
(‥ )それが西欧世界の始まりだよね
\‐
(‥ )そこから這い上がるのに
1000年
大した産物もない土地だ。しばしば奴隷が輸出品になったのは当然だったんだろう。しかし彼らは新世界を見つける。
∧∧
( ‥)今度はところを変えて
現地人を奴隷にして
殺し尽くし
それが足りなくなると
アフリカの人々を
輸入して使い潰したと
( ‥)奴隷が禁止されると
‐□ 移民を使うようになった
あるいは1000年を越える戦争で手にした武力で植民地を作り、面白半分に人々を殺し、あるいは収奪した。
∧∧
(‥ )そうしている間に
\‐ 西欧世界に富が集まり
労働者でさえも
それなりに豊かな生活を
送れるようになった
そして今でも移民という
奴隷代行を輸入して
使い続けている
(‥ )それゆえにだな
西欧人が言う
人間らしい労働
人間らしい生活
バカンスと余裕
人間の権利
これら全て
とんでもない
たわ言だと思うけどな
人間の作ったものの中で、あれほど美しく魅力的で欲にまみれ、これほどまでに汚らわしいものが他にあっただろうか?
この見方が正しいかどうか、これもまた議論の余地があるにしても
∧∧
( ‥)ともあれ、この見解から
あなたはなんと見ます?
(‥ )西欧はかつての状態に
戻るんじゃね?
他の人間を食いつぶして得た権利だ。それが不可能になれば再び以前に戻る。それだけだろう。
∧∧
(‥ )かつてローマが苦肉の策で
\‐ つかんだ選択肢
宗教による統制と
低賃金労働者の階級的固定
(‥ )略奪戦争から防衛戦に
方針を変えざるをえず
必然的に失われた
奴隷の供給を何らかの形で
補完するしかない
今と以前の状況が同じなら
近似的な状態に収斂する
単なる必然だよね
∧∧
(‥ )階級うんぬんはともかく
\‐ 低賃金労働者は
発明されねばならず
労働者の権利は
再び剥奪される
(‥ )もともと貧乏を外部へ
輸出して得た権利だろ?
前提が破壊されたら
貧乏と共に権利が
失われるは必然
∧∧
( ‥)まだそこまで深刻じゃ
ないようですけどね
( ‥)移民とか東欧の人とか
‐□ 使ってるせいかな?
しかし、時間の問題だよね
次々に食いつぶして来た。まだ食いつぶせるものが確かにある。だが、資源は有限で、食いつぶしたらすべての終わりであり、その時刻が確実に接近する。
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