自己紹介

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2010年6月24日木曜日

水滴レンズ

 
 洗濯物の最中に5円玉が水の中に落ちた。ふと思い立って水滴を5円玉の穴にたらしてのぞいてみる。

 ∧∧
(‥ )なんにも見えませんね
 ゜-
     (‥ )水滴が大きすぎたかな?

 というわけで指でちょいと水をとっていい感じに膨らんだ状態になったのでのぞいてみる。

 ∧∧
( ‥)おー見えます、見えます
  -゜
     (‥ )すこしぼやけて見えるし、ぼよんぼよんと
      ゜-  視界がゆれるけども、そのへんのルーペより
          倍率が高いね。*水滴の形態による。

 5円玉の穴に水滴レンズ。昔なにか本で読んだ知識だよな、と思いつつ、さっきネットで調べたら、凹レンズにすることで小さくする技もあるらしい。やったけどうまくいかなかったが。

 それにしても思うに。


 ∧∧
( ‥)レンズ眼の進化って思ったよりも簡単なんでしょうね。

     (‥ )光を感じる細胞1〜数個と
         レンズになる丸い細胞が1個あればいいだけ
         だからな。

 そもそも細胞自体が水滴みたいなものなんだから、眼の進化は簡単なんだろう(実際、何度も進化している)。

 ∧∧
( ‥)創造論者の人たちは眼のすばらしさとその奇跡を
    うたいますよね。

     (‥ )創造論者だけじゃないけどね。

 科学、科学と言って、物理や工学とかじゃ一見すると破綻していないように見えていた人間が、進化の話題になった途端に「機能的な組織を作り出す合目的で特別なシステム」をいそいそと想定し始めるその有り様は、ありがちであると同時に奇怪でもある。

 ∧∧
( ‥)自然淘汰で説明できないから種が一斉に変わるとか
    神様とかインテリジェントだとかって、呼び名が違うだけで
    どれも「想定する必要がないのに導入された大げさなしろもの」
    ですからね。

     (‥ )その発案者は、機能を作り出すためには
         知性を想定することしか思いつけない知性でした。
         そういうことだね。

 あら無惨。

 昔、かしこい人がいて、知性抜きに機能が出来上がる仕組みを説明したけども、そういうことを思いつける人はごくわずか。

 ∧∧
(‥ )それにしても水滴レンズでここまで拡大できるとは
 ゜-
     (‥ )レーウェン・フックは用いた最初のレンズに
         蜂蜜のしずくを使ったって本当かな?

 

 

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