仕事を始める前にひさかたぶりに明け方の公園とその広場へいく。それなりに晴れていはいるものの、月が明るくて星がよく見えない。
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(‥ )西の空に立って沈んでいく、うしかい座、
天頂で輝く夏の大三角形、見えにくいけどヘラクレス座
東にあるのは登り始めたペガサス座ですね
(‥ )つまり山羊座も見えているはずなんだが、月が
近すぎて、星が幾つか分かるくらいだな。
明け方なせいか人工衛星を6つ見た。
・・・・まあ、人工衛星を6つ見た、というのはある意味ではおかしな言い方かもしれないけれど。
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( ‥)なんで?
(‥ )見て、そこから超高解像度の望遠鏡で視認したわけでもなく、
あるいはすぱーんと飛んでいって人工衛星であることを
直に確認したわけでもないからさ。
空を、のそーーーーっ、と横切る光る点を見て、ああ、人工衛星だな、と推論しているだけと言えばだけ。
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( ‥)光点の正体が高空を飛ぶ妖精スパンジュールでも
エイリアンの宇宙船でもいいっちゃいいわけですからね
(‥ )一番妥当な推論は人工衛星なんだけどもね。
*スパンジュール、以前ちょっと聞きかじった妖精さん。航空機に不具合を起こすグレムリンの発展型で、超高高度を飛ぶ航空機や宇宙船に不具合を起こすというやつ(というか、不具合の説明のために導入された妖精さんと言うべき?)
人工衛星(厳密には仮の推論)6つのうち、1個は周期的に、でもやや不規則に暗くなったり明るくなったりした。
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( ‥)なぜでしょうね? 回転しているとか?
(‥ )さあ? 複雑で、でも規則的な形をしていて、
光をぴかりぴかりと規則的に反射するとかかね?
天空を飛ぶものには、たとえそれが人工物であっても不思議がそこにある。