自己紹介

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2010年6月19日土曜日

分かったって何が分かったんだい?

 
 でっ、新江ノ島水族館に行って、そして帰宅。

 
     ( — —)ちょっと疲れました。
 ∧∧
( ‥)さいですか。
 
 
 ゴエモンコシオリエビのお腹を堪能。サガミハオリムシ動いてる。シロウリガイ、追加があったんですね。
 
 
     (‥ )ユノハナガニ落ち着きなーい
 ∧∧
( ‥)せかせかしてましたねえ。
 
 顎脚で触角をぬぐってきれいにする白い陶器のような姿、熱水に空けられた外殻のこげた穴、その有り様と仕草とはすばらしい。
 
 さて

 
 分かった、分かりやすい。はあ? それで一体何が分かったのだと?

 ∧∧
( ‥)一通り読むことで状況を把握しました。
    私なりに。
 
      (‥ )理解。それはこういうことだよねという解釈。
         ようするに理解は仮説だよな。

 科学が無数の仮説と、その妥当性を検証する過程と果てしない戦いの場であるというのであれば、科学の本やその成果を理解したとは、仮説の検証過程が今現在こういう状況? という状況把握。

 というか状況把握の仮説と言えば良い?

 ∧∧
( ‥)仮説の有り様を仮説した?

      (‥ )今、試合はどうなってる?

 1−0でリードしているが9回の裏、ファーボールで満塁。替えの投手なし

 2−0でリードしており、現在、鉄壁のディフェンスでゴールを守備。残り5分

 こうした具体的な状況把握が”分かる””分かった”に近似?

 ∧∧
( ‥)では、分かりやすいって
    どういうことなんでしょうね?
 
      (‥ )2−0で負けたよ。

 勝負の結果を端的に伝える、それが分かりやすいに近似?

 
 ∧∧
( ‥)でもさ、勝負が決まったと思って200年後に
    覆ることだってあるでしょ?

      (‥ )万有引力の法則とかな。

 今でも使える便利な定規だからほとんどの人は万有引力を敗北した仮説とは呼ばないだろうけども、広く精度その他の意味で相対性理論に場をゆずったのは事実。最低限、万有引力で物理学は終わってしまった・・・という過去の一時にはやった考えは勝利宣言を撤回せざるをえなくなったのもまた事実。

 ∧∧
( ‥)分かりやすいは分かったではない?

      (‥ )分かりやすいも分かったも、分かったという実感、
          それ自体の妥当性を保証してくれるものではない。
           そう言えばどう?

 

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