自己紹介

イラストレーター兼ライター 詳しくはhttp://www5b.biglobe.ne.jp/~hilihili あるいは詳細プロフィール表示のウェブページ情報をクリック

2011年7月16日土曜日

難しい本を読む人に親和性のあるトンデモ

 
 *とは言うものの、
 
 ∧∧
(‥ )難しい本が売れる、という
\-   需要があるんですよね。

    (‥ )むしろ、そういう層こそ
        本に関して旺盛な
        購買意欲があるというかね。
 
 ∧∧
( ‥)狙いませんか?

    ( ‥)んー。今西進化論とか
      -□ グールドとかを熱心に
        買っていた層ってここじゃね?
        とか疑惑を抱くと
        うーん、という感じかなあ。

 ようするにこの話と同じ→*
 
 ∧∧
( ‥)小難しい本を読むが
  -□ 教科書には目を通さない

    (‥ )そういう層は教科書をチェックしない
        わけだから異端の学説(というかダメ
        な学説)に手を出すのは結果的に
        必然だよね。
 
 ∧∧
( ‥)必然かどうかは知りませんが
    「まずいことをしてしまった!!」
     とは思わないでしょうね。

    ( ‥)それを考えればずいぶん
        奇妙な話ではあるんだよな。

 例えばの話、グールドや今西錦司にわざわざひっかかる必要もない。普通の普及書を読めばすむだけの話。
  
 ∧∧
( ‥)確かにその手の人が普通の普及書を
    読めば、それが主流になって
    チンチクリンなオレ様学説が
    はやったりは、
    そもそもしないでしょうね。

    (‥ )それ考えるととさ。
        難しい本を読む
       (だけど教科書は読まない)
        という人には何か
        ”くせ”があるのだと思わん?

 なにかこう、トンデモと心理的に親和性があるような(あるいは逆にいうとトンデモというのはこの手の人々の心理と親和性があって、なおかつ現実を説明できない駄目な仮説や理論のことなのかもしれない)。
 
 ∧∧
( ‥)...それが正しいとすると
    科学のまっとうな本って
    子供か一般向けの簡単な普及書か
    研究者や学生向けの教科書の両極端
    しかないってことにならない?

     (‥ )事実としてそうじゃねーか?

 
 

ブログ アーカイブ