自己紹介

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2011年7月12日火曜日

蒸発は偉大なり

 
 温度計+湿度計を買った。

 ∧∧ 
(‥ )湿度が1日の間に
 □-  10パーセント以上
     変動しています。
 
    (‥ )湿度70パーセントを切ると
       33度、34度でも風さえあれば
       ずいぶん涼しく感じるよ。

 ああ、水の蒸発と奪っていく熱は実に偉大だ。

 さて

 ふと思い出した。宗教が毒ガスをまいた時、テレビでこんなことを言ったやつがいる。

 「マルクスもだめ、宗教もだめ、今の若者は一体何を信じたらいいんですか?!」

 ∧∧
(‥ )でも、あなたのメモリーを閲覧する
 □-  限りでは、発言者に「おっさん」という
    ラベルが張られていますが。

    (‥ )現実の大部分の若者からすれば
       マルクスも宗教も
        どうでもいい話だからな。

 漫画やエロの方が重要だろう(実際、それは気晴らしと繁殖に関わることであって、重要性は圧倒的である)。

 ∧∧
( ‥)ようするに
    若者への共感ではなくて。

    (‥ )かつて信じたものに
        裏切られ、挫折した本人の
         嘆きなんだろうね。
          共感ではなく、勝手な投影だ。

 いや、挫折が「これは不可能」という知識と経験値であることからすれば、挫折から学ばず、補完できず、挫折すらまともにすることができなかった人生末路の言葉と見るべきか?


    ( ‥)ひょっとしたら今頃、
        マルクスも駄目、宗教も駄目、
         政権交代も駄目!! 一体...
          と言っているかもしれん。
 ∧∧
( ‥)どうでしょうねえ。
 

 室温が30度になったが、代わりに湿度が80パーセントになった。

 ∧∧
(‥ )温度が低下したから
 □-  湿度が上がりましたか?
 
    (‥ )どーなんだろうねえ?


 さてもさても、湿度が上がると蒸発が減って熱が体にこもる。まこと、蒸発の影響力は大いなり。



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