自己紹介

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2011年7月11日月曜日

死から逃げた者達の子孫

 
 ∧∧
( ‥)なんで生きねばならないのか
  -□ という疑問。

     (‥ )いや、別に死んだっていい
         んだよ。

 事実、ばたばた死んどる。

 ∧∧
( ‥)単に存続するもの
    死を回避するものだけが
    生き残ったと。

     (‥ )ごく単純な淘汰だよな。

 なぜ生きねばならないのか? というのは質問が間違っている。

 
 ∧∧
( ‥)そして、つまり?

     (‥ )究極的には何もかもが
         崩壊するこの宇宙で、
         生物が誕生するって
         当たり前だよね?

 崩壊するものの中で、周りより一時でも良い、他より長くその形態、形状、状態をとどめるものが現れれば。

 ∧∧
( ‥)それは他より存続するでしょう。

     ( ‥)結晶ではそのまま固定化している
         からそれで終わりだが、
         しかし、結晶を見れば分かるように
         物質がコピーを作る、というのは
         ありきたりな性質でもある。

 コピー、それは増殖であり、存続するものも、自身のコピーを作るだろう。不安定であるなら結晶よりも変異を生じるだろう。

 ∧∧
(‥ )この宇宙ではどんな場所でも
\-   化学反応が起きているのですよね。

     (‥ )その反応の過程を使うことで
         不安定だけども。他より
         存続するものが出来れば
         エネルギーを取り込んで
         増殖するものが出来る。
         自動的だよね。

 より存続するものがより残る。単純なコピーと必然的な変異、淘汰と選抜。

 ∧∧
( ‥)初歩的な進化の始まりです。

     (‥ )生物の誕生は必然だ。
         別に不思議でもなんでもない。

 生きようとしなかったものや生きることに失敗した連中は全部滅びた。子孫を残したのは生き残ることに成功したものたちで、当然、危険を示す信号を感じれば逃げ、消滅に恐怖を抱くようになっている。

 ∧∧
( ‥)生きることに意味などない。
    それは単なる必然であると。

     (‥ )死にたければ死ねば良い、
         生きるとはその裏返し
         ってことだな。

 

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