自己紹介

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2011年7月17日日曜日

恐ろしい世界

 
 ∧∧
(‥ )脱原発ってどう思います?
\-
    (‥ )例えば19世紀にヨーロッパ列強の
        間で、脱蒸気機関、したとしようじゃないの。

 すべての列強が帆船と水力、風力の時代に戻ることを決めたとする。

 だがたった一カ国だけ、蒸気機関を捨てなかった国があった。

 
    (‥ )その場合、どうなる?
 ∧∧
( ‥)その国による世界征服でしょ?

 こういう事態が起きることを誰もが予測するから、こんな協定や選択肢が現実になることはない(なってもつぶされる)。一方的に核削減をする国がないように、まっとうな人なら現実世界がげんなりした悪意と疑念に満ちていることを前提にした上で操作するもんだ。

 つまるところこの世界は理念で動作するわけではないし、理念は現実世界の記述に成功しない。

 
 ∧∧
( ‥)むしろ現実世界の否定が
    理念だとも言えますね。

    ( ‥)だとしたら挫折は必然。
      -□ 対して、現実世界の動態を記述できる
        仮説と理論こそが現実世界を
        制御できるのだ。

 まあ、理念を語るのは勝手であるけども、それで世界を変えられると思うべきではない、この世界はもっと恐ろしい場所だ。

 
 
    (‥ )挫折するなら自分一人で
        挫折しろよってやつでな。
 ∧∧
( ‥)こちらを巻き込むな、と。
 
 
 

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