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2017年11月26日日曜日

人間は平等である しかしリベラルはもっと平等である

 
 ∧∧
(‥ )リベラルという言葉には
\‐  自由という意味があるのに
    なぜリベラルは
    他人の自由を踏みにじるのか
 
  (‥ )人は皆平等である
      だが我々は
      もっと平等である
      そして
      人は皆自由である
      だが我々は
      もっと自由である
      それだけの話だろ?
 
 平等を追求すればそれは支配となり、自由を追求すればそれは独裁となる。
 
 ∧∧
( ‥)それは
    動物農場の豚の話だろ?
 
  (‥ )リベラルってのは
      動物農場の豚であるよ
 
 動物農場はロシア革命のパロディだ。ある日、ちょっとしたことから農場で動物たちが騒動を引き起こし。農場主が脱げだす事件が起きた。残された動物たちは。すべての動物が平等な楽園を作り上げようとする。そのための約束事も作られて、壁にかかれた文字として皆に示された。そうして経営は賢い豚たちにまかされる。しかし豚はじょじょに権力を掌握していく。それは最初こそ必要な処置であったかもしれないが、やがて勝手なものとなり、ついには独裁となった。

 それに応じて、何か条もあった約束事は、みんなが気づかぬうちに少しずつ変わっていった。深夜、豚が秘かに書き換えていくのだ。それは都合良く書き換えられ、あるいは削除され、さらに書き換えられ。そして削除、書き換え...
 
 ∧∧
( ‥)そうして
    最後に残った条文は
    たったひとつ
    すべての動物は平等である
    しかし一部の動物は
    もっと平等である
    それだけが残った
 
  ( ‥)リベラルの
    ‐/ やっていることは
       こういうことさ
 
 ∧∧
(‥ )自由を追求すると
\‐  他人よりもっと自由である
    ことを要求し
    平等を追求すると
    他人よりもっと平等である
    ことを要求するようになる
 
  (‥ )反対に民主国家に
      自由はないし
      平等もないんだよね
 
 皆が隊列を組んで戦線に立つ民主国家に自由があろうか? 
 
 民主国家では空気を読まないと殺されるのだ。
 
 隊列を組んで敵と戦う集団は外部のものに非寛容だ。そこに平等があろうか?
 
 あるわきゃない。外国人には不動産さえ渡さない。それが民主国家の原点であった。
 
 ∧∧
( ‥)独裁者からの自由
    同国人の平等があるだけで
    それ以上の自由と平等は
    民主国家に存在しないのである
 
  ( ‥)だからリベラルって
    ‐/ 民主国家が嫌いなのよね
       実際、多数決は
       民主主義ではない!
       とか言っちゃうし
       リベラルとか知識人
       文化人は
       スターリンとか
       大好きだからねー
 
 
 そりゃそうだろう。リベラルは皆からの自由を求めて、皆からの平等を求めた。

 それだのに民主国家で与えられるものは、横にならえの自由であり、全員が同じ義務を果たす平等だけなのである。
 
 ∧∧
( ‥)つまりリベラル
    自分の自由を愛する者は
    民主国家を心の底から
    憎むようになると
 
  (‥ )だからリベラルは
      日本とかアメリカが
      大嫌いさ
 
 
 そしてこれからますます嫌いになるだろう。人類の絶頂期はすでに過ぎ去った。そして長く緩慢な滅び行く世紀がこれより始まる。この苦闘の中にある自由は横にならえの自由であり、これからの平等は義務を果たす平等だけとなる。
 
 ∧∧
(‥ )だからリベラルのみなさん
\‐  必死というわけか
 
  (‥ )そこそこお勉強ができて
      田舎を捨てて上京したら
      全世界が
      田舎に沈み始めた
      わけですよ
      そりゃあ
      血相変えますわ
 
 しかしその慌てふためきようが、これがもう絶頂に愉快ゆかい。
 
 
 ちなみにロシア革命をおちょくった小説「動物農場」。作者はジョージ・オーウェル。この後に彼はリベラルが全世界を支配した小説「1984年」を書くことになる。
 
 
 
    

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