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2017年11月18日土曜日

露骨なる夢は遊戯の時間を告げている

 
 夢を見た。ずいぶん大きな日本家屋だ。それが断面を見せている。壊れているわけではない。そもそも最初からそういう構造なのだ。博物館にある古民家や当時の家を再現、移築しましたとか、そういう感じである。しかし展示物ではない。庭の中にある。そして異様に大きい。高さが3階分、あるいは4階分はあろうか? 横幅もそれに応じて広く、柱も太く、巨大だ。しかし2階も天井もなく、白塗りの壁がうつろに広がる空虚な空間。そこにおかれた家具や寝具は通常のものだが、それゆえに、か細くひ弱に見えた。
 
 そして生活の気配があるのに誰もいない。たたまれた布団と開いた押し入れが奇妙に時間を感じさせる。
 
 試しにデジカメで撮影してみると、撮影した画像には幾つもの日本人形みたいなものが写っていた。背中に羽が生えたものもいる。肉眼では見えない。だがしかし、撮影した画像で確認していくと、こちらに近づき、じょじょに数を増していくことが分かる。
 
 夢を見た。美術の背景に関する話を見も知らぬ誰かに説明している。
 
 そうですね、自分の画力では背景など無理な話ですね。自分が出来ることをするしかありませんなあ。
 
 ∧∧
( ‥)おい病んでねえか
 
  ( ‥)仕事が一瞬
    ‐/ 一段落して
      疲れて寝たら
      この有様だ
 
 ∧∧
(‥ )人形がせまってくる
\‐  というのも
    仕事に追われている
    心理の現れですかね?
 
  (‥ )後半の夢なんて
      これからどうするか?
      という話だし
      露骨すぎだぞな
 
 仕事に追われるというのはどうもまずい。処理するだけで手一杯になる。そしてそういう波が去ったら引き潮のごとく仕事はなくなるだろう。それでいて、今が手一杯だから未来の仕事を開拓、用意してもいない。
 
 ∧∧
( ‥)仕事に追われるとは
    実は詰み手なのである
 
  ( ‥)一段落しつつある
    ‐/ 今こそ
      遊戯の時間であるぞ


 

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