自己紹介
- 北村雄一(北村@)
- イラストレーター兼ライター 詳しくはhttp://www5b.biglobe.ne.jp/~hilihili あるいは詳細プロフィール表示のウェブページ情報をクリック
2014年5月27日火曜日
労力を惜しむと事態がずるっと動き出す
∧∧
(‥ )中国とベトナムが
\‐ 小競り合いを始めてるけど
アメリカは打つ手無し
というか、
やる気がナッシング?
(‥ )アメリカって
日本を武装解除した後
ソ連の脅威に遅まきながら
気がついて
今度は慌てて自衛隊を
作らせた国だろ?
根本的に
能天気馬鹿な国だし
泥縄国家なんだよな
そこから考えると、多分、手遅れになってから慌てて行動を始めるんだろう。
∧∧
( ‥)でも体力があるから
それでも良かったわけ
だよね
( ‥)馬鹿か賢いかは
‐□ 実は重要じゃない
試行錯誤できる素早さ
反復できる体力こそが
重要だってことだよね
つまり、体力さえあれば、能天気馬鹿でも問題ないってことである。賢しい知識人には容易に受け入れがたい世界観ではあるが、実態を見る限りはそうだろう。
とはいえ、さすがのアメリカもちょっと体力が落ちている昨今。慌てて対応し始めても、なんかおかしなことを始めて、ますます体力を落としていくのだろう。世界最強、圧倒的に強大だとは言えども、失敗はじょじょに効いてくる。なにより悪いことに、これはいわゆる負のスパイラルになっているのだから、状況の悪化は原理上、阻止出来ない。
∧∧
( ‥)それを考えるとオバマさんの
やっていることは
正しいことだとも言えるよね
(‥ )体力が第一
その視点から考えれば
とにかく中間層を救済して
国家と経済を立て直す
これをするのは
当然だよね
彼のやっていることは
確かに正しいのだ
ただ単に、新しい雇用を幾ら生み出しても、それは中間層を立て直すような数と量になるわけがないのだから、正しい動機だけどもうまくいくわけがないし、それゆえにまったくもって無駄なんだけども。
そして、今やしばしば言われるように、オバマ大統領がやるべき時に軍事行動をしなかったせいか、世界中のあちこちで火種が次々に拡大している真っ最中。シリアの毒ガス兵器使用の時に、攻撃しておけば、攻撃しておけば。そうすればこんなことには。
最悪の場合、小さな軍事攻撃にかける予算をけちった結果、もっと大きな損をするはめになりかねない状況。平和を望むには軍事力が必要で、結局のところ平和とは戦争の一種でしかない。戦争に反対する人間は平和を作ることすらできない。そういうことなんだろう。
∧∧
(‥ )中国もなにしてるのか
\‐ よく分からないですよね
(‥ )今しかない国だからなあ
今は調子が良いから
必要なものを遠慮なく
欲しがって
次々に手を出している
でも、後のことは
ぜんぜん考えていない
ように見えるよね
それに、今しかない、とは、この場、その場、しかない、ということでもある。
∧∧
( ‥)ということは、
非常事態には俺知らね、と
逃げる人も続出するし
今だって、
あの場に利益があると
”張った”人が率先して
行動しているだけ
かもしれない
( ‥)あんまり深い意図はないし
‐□ 深い意図がないから
ふとしたはずみで
問題が雲散霧消したり
反対に一気に流れ出す
ということも
あるんだろうな
∧∧
(‥ )まあ、ろくでもない方向へ
\‐ 流れ出すのでしょうけどね
(‥ )エントロピーが増大する
この宇宙では
秩序を維持するには
膨大な労力が必要だからね
労力を惜しんだら
事態がずるっと
動き出すのは当然だよな
そして概して悪い方向へ
動くわけだね
さてもさても
∧∧
( ‥)で? この状況と未来予測から
あなたはどんな金儲けを
しますか?
(‥ )困ったね、何も思いつかん
金儲けできてこその予言である。悪い未来を見据えた時に、どんな金儲けも思いつかないというのは、ちょっと問題だ。
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