科学史漫画余談 平方根はなぜ根と呼ぶ?
∧∧
(‥ )前もした話題だけど
\− 調べるのは結構
やっかいだったよね
(‥ )アルフワリズミーが
求めるべき未知数を
根本と呼んだことは
かなりすみやかに
わかったんだけど
じゃあそれ以前の
西欧人はなんて
呼んでたんだよとか
メソポタミアでは
なんと呼んだんだとか
いろいろあってな
面倒だったよね
中世の西欧人は平方根を素直に平方の辺と呼んでいたっぽい。ただし資料や証拠は当然ながらほとんど残っていないらしい。
∧∧
(‥ )そしてシュメール語の
\− アムの意味の変遷とか
よく分からないよね
(‥ )そもそもシュメール語が
さぱーり
理解できないしな
ともあれ、平方根をなんで根と呼ぶのだ? というのはおおむねこれで良いらしい。
ちなみに
∧∧
(‥ )昔は平方根に限らず
\− 求める未知数は
全部、根(こん)と
呼んでたけど
これってアルフワさん以来の
古式ゆかしい正当な
訳語だったという
ことですかな
(‥ )最近はなんで
そう言わなく
なったんだろうな?
単に未知数のxはいくつ? と問いかけ、答えているうちに、そういう歴史的な用語を忘れてしまったのだろうか? それとも、ギリシャ、ラテン語、漢文などの古語の教育が軽んじられた結果であろうか?