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2021年7月23日金曜日

科学が面白くなることは原理的にありえない

  
 ∧∧
( ‥)結局のところ
 
  ( ‥)今西錦司や
    −/ グールドが
       やったことって
       読者に夢を売る
       商売だったのよね
 
 より正確にいうと、手抜きを売ったのである。すなわち、自分たちの著作を読めば、苦労して教科書を読む必要はないのだと。
 
 ∧∧
(‥ )そしてこれは
\−  彼らの生き方
    そのものでも
    あったよね
    ろくに論文も
    書いてないけど 
    業績を上げたように
    見せかける
    彼らの生き様
 
  (‥ )だからさ
      その今西錦司や
      グールドを
      絶賛した読者も
      生き様は同じはずだし
      動機も同じはず
      なんだよね
 
 国際試合にでない。試合に出ない。それでもファンでいるとしたら、それはそのやり口に賛意を示したことに他ならないし、発想も同じであるに違いないし、人生のありかたもやり口も同じであろうから。
 
 ∧∧
(‥ )やっぱりみんな
\−  言い訳が欲しいのだな
    教科書を読まなくても
    俺はいいのだ
    俺は今のままでいいのだ
    そういう言い訳が欲しい
 
  (‥ )だからさ
      科学が面白くなるわけ
      絶対にないんだよね
 
 科学は自然の挙動を可能な限り再現することを目指している。しかるに、自然界の中で生きることは、人間にとって辛いことであった。

 実際、現実がつらいからこそ、人はゲームをプレイし、異世界転生を望むのであるから。
 
 ゆえに言える。自然を再現する科学が人にとって面白くなることはありえない。

 嘘だと言うのなら、ではただちに教科書を広げて読み、それを理解してみせよ。ほら、そんなこと無理だし、したくもないだろう? だって脳が痛いから。そうだろう?
 
 ∧∧
( ‥)僕らだって
    したくない
 
  (‥ )めんどうくさい
      もんなー
 
 
     

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