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2013年11月18日月曜日

イラストレーターの寿命が四十肩で制限される可能性

 
 ∧∧
( ‥)なにしてるの?
 
  ( ‥)こう、深く
   − − 腕立て伏せをだな
 
 
 現在、40代前半、20回で腕がぷるぷる震えてダウン
 
 ∧∧
( ‥)...非力な
 
  ( − −)うおー
 
 シャワーで頭を洗っていると
 
  ( ‥)あれ、なんか腕の
    − 上がりが悪い
 ∧∧
( ‥)なに? 
    いわゆる四十肩状態?
 
 
 朝になって目覚めてみると
 
  (‥ )肩甲骨が、というか
      その周辺が痛いです 
 ∧∧
( ‥)非力な...
 
 だがそれ以上に興味深いのが
 
  ( ‥)この痛みはあれだ
      仕事で絵を描き続けて
      ある日ダウンする、
      背中が猛烈に痛くなる
      寝ることもできない。
      あれほどではないが
      あれに近い感覚だ。
 ∧∧
( ‥)絵をがりがり描いていると
    腕を支える背中の筋肉に
    負荷をかけているって
    ことですかね?
 
 ああ、なるほどね、40代になってばたばた消えていったりするけども、それはこういうことか
 
 ∧∧
(‥ )イラストレーターや
\−  ライターの寿命は
    四十肩によって制限される
    言うなればそういうこと?
 
  (‥ )その可能性は念頭に入れて
      おくべきだと思う
 
 35過ぎても駄目だったら夢はあきらめろ、としばしば言う。体力の降下が深刻になるのが40代なら、これは当然の指摘でもある。体力の深刻な降下が始まる前に仕事を軌道に乗せるには。いや、乗せるのみならず、自分の手が離れてもアシスタントに任せられる程度にまで規模を大きくして高度を上げておくには、確かに35歳がタイムリミットだろう。
 
 ∧∧
( ‥)そんなの嘘だとわめくなら
    あるいはそんなのいやだと
    突っぱねるのなら
    最低限、ジョギングと
    腕立て伏せぐらいは
    しておけと?
 
  (‥ )少なくとも安易に
      無視できる事柄とは
      思えないけどな
 
 ∧∧
( ‥)あなたも他人事では
    ないですけどね
 
  ( ‥)そりゃあ他人事じゃない
    −□ 俺は自分のことにしか
      興味ないからね。
      実際、ばたばたと
      音もなく消えていった
      他人のことなど
      どうでもよい話だからな
 
 彼らは怒りも涙も残さないで消えた。残したくなかったわけではない。声を上げなかったわけでもない。消え去るものの声は必然的にかすかで、彼らの叫びは雑音にかき消された、助けを求める声は誰の耳にも届かなかった、それだけの話である。ある日、ふと後ろを振り向いたら彼はもういなかった、それだけの話だ。
 
 ∧∧
( ‥)平均寿命まで残り
    35年あまり
 
  ( ‥)可能な限りのことを
    −□ しなければなるまい
 
 そこの40、50を超えてまだ”夢”とかほざきながら自宅の部屋でへたり込んでいる君。自分の絵はオタどもに認められないんだ、とか言い訳ばかりのお前。お前は今、何をしている?
 
 ∧∧
(‥ )でも40過ぎのジョギングは
\−  体に負荷をかけるから
    寿命が削れるよって
    意見もあるみたいですね
 
  (‥ )なにも出来ずに死ぬか
      何かするために寿命を
      あえて削るか、
      どっちを取るのか?
      という話よな。
 
 あまり悩むような話ではなかろう。
 
 
 
 
 

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