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2013年11月2日土曜日

ロールプレイングゲーム

 
 ∧∧
( ‥)つまり?
 
  ( ‥)そうねえ
 
 左翼やマルクス主義者、あるいは知識人、なんでもいいけど彼らはしばしば自衛隊は人殺しの軍隊だ、と言う。
 
 しかし、実際のところ殺した人数は左翼の方が圧倒的に多い。リンチ、総括、虐殺、暴虐、角材、火炎瓶に金属バット
 
 ∧∧
( ‥)でっ?
 
  ( ‥)彼らにとっては
    ‐□ あれらは人殺しではない
      そういう認識なんだろうな
 
 少なくとも上記のような発言はこのような殺人を人殺しとはカウントしていないことを示す。
 
 ∧∧
( ‥)でっ?
 
  (‥ )まあ、これは理想実現の
      ための最小限度の犠牲で
      法的には殺人だが、
      良い殺人で
      ゆえに人殺しではない、
      そういう解釈で
      行動している。
      まあ、そういうこと
      なのだろうけどね。
 
 これ自体は、どうでも良い話ではある。人間には色々な人間がいる、果てしない自己欺瞞で構成された人間もいる。そこには主観があるだけで、それ以外に何もない。そういうこともあるのだ。
 
 ∧∧
( ‥)でっ?
 
  ( ‥)それが主観か客観か、
    ‐□ これもどうでも良い話でな
      脳神経を介して人が
      物を認識するなら
      認識はすべからく主観だ。
      違いがあるとしたら
      答え合わせがあるかどうか
      そこであってだな。
 
 この問題の答えが分かった。こうだよ。
 
 ああ、しかし、分かったは、それ自身では正しいか間違っているかを保証してくれない。
 
 どんな認識も答え合わせがないと区別はできない。
 
 ∧∧
( ‥)言い換えれば、答え合わせを
    した後でも、
    ”俺の答えは間違ってない”
    と言い張るのは
    まぎれもない主観である
 
 
  ( ‥)まあ、これも分かりきった
    ‐□ 話であってだな、
      どうでも良いことなのだ
 
 そして考えるに

 
  (‥ )マルクス主義者なり
      左翼なり、
      あのトンチンカンな有様は
      ロールプレイングゲーム
      であると見たら、どう?
 
 ∧∧
( ‥)例えば、自分を選ばれし勇者
    勝ち気な剣闘士
    あるいは知恵の魔術師である
    ゲームの中で割り当てられた
    人格や役柄になりきり、
    そういう言動や行動を
    演じているのだと?
 
 ロールプレイングゲームの要素は、実はどこでも誰でも行っていることではある。
 
 ∧∧
(‥ )しっかり者なお父さん
\‐  優しいお母さん
    言う事を良く聞く賢い子供
    しかし、これらには
    全部ではないにせよ、
    演技の要素がある。
 
  (‥ )あるいはオタクでも
      同好会でも
      なんでもいいけど、
      こういう時はこう返す、
      こういう時はこう発言する
      こういう時はこうする
      そういう役柄や受け答えを
      期待されるし、
      そうしなくちゃいけない
      領域があるよな。
 
 それは単に礼儀作法である場合もあるけども、もっと芝居がかっていることもある。
 
 なにか必ず、しかもその場で期待されているウンチクを語らないといけないとか、なにか引用しなければいけないとか。引用は古典の場合もあるし、あるいはネットスラングかもしれないし、あるいは今話題のアニメかもしれない。
 
 あるいは、その集団で行われる会話が、自由な発言に見えて、実のところある形式に沿ったものである場合もある。ある場面で何か言う人間はその場面で期待される引用ともったいぶった話し方、皆に見せなければならない姿勢や思想を表明しなければいけない、そういう場所や集団や領域がある。
 
 ∧∧
( ‥)皆が即興で、演劇をしている
    ような感じですか
 
  ( ‥)あの手の連中がだね、
    ‐□ 妙にもったいぶった言い方
      無駄に専門的な単語
      自分たち独自の解釈
      俺たち様だけの理論、
      自分たち以外のルールに
      対する驚くような無関心、
      こういう性質を示すのは
      彼らが彼ら独自のゲームを
      ロールプレイしている
      最中だから、
      そう考えるべきかもしれん
 
 彼らは自分たち独自のゲームを演じていて、彼らから見れば世間の他の人間は別のゲームをしている別世界の住人に見えているのかもしれない。
 
 彼らにはルールがある。しかし、それは世間のルールではない。彼らには怒りがある。世間は自分たちのゲームとルールに参加してくれないからだ。一方、彼らは世間の規則を守る事にはまるで無頓着である。なぜならそれは、彼らにとってはルールでもゲームでもないからだ。少なくとも自分たちのルールではない。実際、ハムレットを演じている狂った王子が忠臣蔵の舞台に立っても、やれることなど何も無い。やれることがあるとしたら、それはぶちこわすことと、ウンチクを語って自分たちのものではない舞台を神経質にけなすことだけだろう。
 
 ∧∧
( ‥)少なくとも、そう解釈した方が
    あの人たちの行動をより
    説明できるのではないかと?
 
  (‥ )独善、強引、傲慢、
      二枚舌、そして
      驚くような共感の欠如
      独自のゲームをしている
      独りよがりな
      オタク集団だと思えば
      ほぼ説明がつくべ
 
  
 
 
  

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