自己紹介

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2011年11月15日火曜日

舵をとれ

 ∧∧
(‥ )お家について1日たって、
\-   今頃、あちらはお昼です。
 
    (‥ )もう雪が降っているそうだ
        ネットで見てもすでに氷点下
        になるみたいだね。
        確かに氷がはった道や川は
        危ないな。
 
 17日の夜から18日の朝はしし座流星群だ。その前後の日でも良いけれども、見るなら無理をせず暖かい格好を。
 
 
 さて
 
 ∧∧
(‥ )TPPどうなりますかね?
\- 
    (‥ )どうでもいいさ、金儲けの
        ネタがないか探すのみよ。
 
 ∧∧
(‥ )就職活動もどうなりますかね?
\-
    (‥ )めんどくせーことあきらめて
        親のすねをしばらくガリガリ
        かじっていたら良くね?
 ∧∧
( ‥)...無責任なこと言いますねえ。
\-
   (‥ )だって責任ないもの。
       でもあれよ? もう何が起きるか
       分からんよ? 就職して勝ち組とか
       言ってる場合でもなければ、
       安心してる場合でもないだろう。
 
 ああ、しかし。考えてみれば、就職すれば勝ち組っていう決まり文句も、しょせんはただの決まり文句でしかなくて、会社が新卒しか取らないことを重々承知して渋々そうしているか、あるいは安全パイをとって楽天的に安心していると見るべきか、はたまたよりありそうなのは、来るべき悪化を前に安全圏にいち早く退避しようという深謀遠慮。
 
 ∧∧
(‥ )まあ、あなたは就職してませんからね
\-
    (‥ )未来はいつも不確定さ。
        別に何も変わらん。
        1年半分の仕事はあるけども、
        来年には全部パーになる
        可能性だってある。

 しかしあれだね。神経がややぴりぴりしてきたこの感じは、何年かぶりだねえ。
 
 ∧∧
( ‥)笑い事じゃないですよ?
    あのような状況に戻りたいの
    ですか?
 
    (‥ )戻りたくはないさ。でもあれだ
        やや話がはずれるが、
        サイエンスライターは原理的に
        年収300万を越えないって
        話をしたよね?
 
 これ→*
 
 ∧∧
( ‥)サイエンス関連の書籍は
    1つの本で60万か70万の利益
    年に4冊書くのが限界速度として
    マックス280万。
    1冊に3ヶ月かけるのが限度。
    まあ、色々な意味で”易しい”
    本にはなるでしょうね。
 
     (‥ )易しい、ではなく
         優しい、かもしれないな。
         ともあれ、この話を聞いて
         「単に新しい市場を
         見つける努力もせずに
         愚痴をこぼしている」
         そう言った人がいる。
 
 いやいや、違う。以上の単純な経済的圧力がある限り、サイエンスライターの質も本の質も頭打ちになる、という話であって。
 
 ∧∧
( ‥)市場も選択肢も実はあるのですよね。
 
    ( ‥)「市場を見つける努力もせずに」
        ではない。
 
 市場を見つける努力を”皆”がした結果、それがこの世界であり、店頭に並んでいる本だよ。
 
 ∧∧
( ‥)それに疑問を抱かないのか
 
    (‥ )あるいはだからこの有様かと
       頭を抱えるのか、それは個人が
       サイエンスライターと科学の本を
       見た時に何を感じるのか、
       という話さ。
 
 ∧∧
( ‥)実際、あなたは年収が300万を
    越えましたしね。
 
     ( ‥)一部で重版があったからだ
       -□ もちろん、いつまでも
         続くものではないから
         自転車操業に変わりはない

 
 だがしかし、それも、今のような世界の有様に切り崩されたらどうなるか?
 
 ∧∧
( ‥)当然、300万だ、280万だ
    どころの話では
    なくなるのですよ。
 
     (‥ )だがな、選択肢がなくなる
         わけではない。
 
 選択肢はいくらでもある。これまでだって皆が色々な選択肢をチョイスした。売れた名前を使ってゴーストライターに書かせる人、トンデモに手を出して煽る人、事務所を引き払って実家に帰った人、鳴かず飛ばずで何もせずにただ引きこもりゲームを続けている奴、フリーの編集者に転職した人、結婚した人もいれば
 
 ∧∧
( ‥)あるいは
 
   ( ‥)もっといかれた選択肢だってある。
     -□ 人生半ばでこうも色々舵取りするとは
       なかなか楽しい状況だな。
 
 
 

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