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( ‥)仕事が一段落したのに、
今週はあっちいったり、こっちいったりですね
( ‥)なんというか、落ち着かんのよな。
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約束の日付をもう10日は過ぎてしまったけども、それでもまだ処理しなければならない案件が残っていて手がつかない。
だから、待て。
さて
ふと思う。
古生代のサンゴと中生代以後のサンゴを根拠を持って識別し、説明せよ。石灰岩を切った断面で。
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( ‥)とっ、問われたら、はたと説明に困ると
( ‥)4放射、6放射、うーん、これではなあ
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だめだ、これでは説明ではない。
∧∧
( ‥)それは基礎知識であるし、古生物を語るなれば
当然、知らねばならないことなんですけどね。
(‥ )ああ、それはそうなんだ。出来ないなら割腹しろよの
世界なんだが、それだけでは駄目だ。
世の中には教科書を読まないで科学を語るお馬鹿さんが山のようにいる。
だから教科書を読め、というのはまったく正当な要求であるし、読んでない人間の意見なんぞ、確かにどうでもよろしい。
ところが今度は今度で、教科書を読めばオレでも分かるはずだ、と思い込む困ったちゃんがいる。
うん、まあ、読んでから言うのであれば勝手に思ってろよなんだけど、
教科書読んだぐらいじゃあ、分からんよ。
∧∧
( ‥)論文を読んで、それを理解してさえも
それは現場の理解にはほど遠いですからね。
(‥ )論文読んで理解しました。じゃあその実験、観察、操作が
できますか? と言われれば。そりゃあ無理ってもんでね。
さて、では説明せよ
ここに古杯類と層孔虫と四放サンゴと床板サンゴと六放サンゴ、石灰藻の化石の横断面、縦断面がある。どれがどれであるのか、理路整然と説明し、なおかつ説得力をもって同定せよ。
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( ‥)とっ、問われると困ると。
( ‥)だめだーーー、できないようでは
-□ 理解ではない。
まあ、理解なんてチンケな言葉を使うから駄目なのだ。説明せよ。根拠を示せ。把握せよ。
そしてそれらの上で実行できるか?
そこまで出来てこその説明だろう、と言われれば、それはその通りだと思う。
そうだ、そこまで当然できてこその説明である。それは確かにそうである。