( ‥)あーめんどくさ
-□
∧∧
( ‥)弱ったもんですね。
さて
例えばこういう記事→*
∧∧
(‥ )アノマロカリスは三葉虫とか食べるの無理じゃね?
\- という話ですね。
(‥ )あー、まあそうねえ。
三葉虫は結晶質でかちんかちんな外骨格を持つ動物で、節足動物だけども、その殻(特に背中側)は二枚貝の貝殻みたいなもん(というか二枚貝も真っ青な奴だっている)。だから化石に残りやすい。一方、エビとかカニとかが、殻が固いのに”軟甲類”と呼ばれるのは二枚貝とかに比べれば”殻が軟らかい”からで。
∧∧
( ‥)ナラオイアみたいに、炭酸カルシウムの結晶で
外骨格が補強されていない三葉虫も、軟体性の三葉虫って
表現されたりしますね。
( ‥)そういえばどこぞの掲示板では”軟体性”だから
軟体動物のようなものなんだ、という
勘違いをしていた連中がいたな、、、。
まあ無理もないけども、軟体性三葉虫ってのはそういう意味ではない。その理屈で言ったらエビやカニも軟体動物になってしまう(まあ、確かにこの意味においては”軟体性”だけど)。実際にはナラオイアはカブトエビみたいなもん、って感じだろうか?
( ‥)あーうーん、でもカブトエビの化石(白亜紀前期)って
ナラオイアよりも保存が悪かったような
∧∧
( ‥)地層の条件が違いますから比較は難しいでしょうけど、
どうなんでしょうね。
でっ、一方のアノマロカリスは輪郭がよくわからんくらい化石の保存が悪い、ようするに固くない。比較的残りやすいのは頭部から生えた捕獲用の触手と口。しかしこれだって三葉虫のようなもんでは明らかにない。
∧∧
( ‥)ようするにアノマロカリスは軟らかい、そんな動物が
二枚貝みたいに固い動物である普通の三葉虫を
食べることができるのか?という問いは
(‥ )前々からしてた研究者の方がいたから、結論にはあまり
\- 違和感ないけども、これ自体はどういう研究なのかな?
口が400点ですか、そんなにあるの?
まあ、そのうち論文になるっしょ。
∧∧
( ‥)アノマロさんはナラオイアとか
食べたりしていたんじゃないですかね?
(‥ )まあ、あれならねえ。
記事にあるように、脱皮したてなら普通の三葉虫も食える、というのはそうだろうと思う。というか、その意見も聞いたことがある。つまるところみんなそう思っていて、記事元である研究者の人が最初に業績にしたってことなんだろうか。
∧∧
( ‥)三葉虫って変な脱皮しますからね。
(‥ )甲殻類みたいに炭酸カルシウムの再利用やらないんだよな。
脱皮したてはそれなりな期間、軟らかいはずなので狙い目。
だから絶滅したんだろうか、基本的に顎もないし。また、三葉虫の人に聞きにいこう。
∧∧
( ‥)普通の三葉虫もひっくり返して
お腹からガリガリっ、というのは?
(‥ )あーうーん、アノマロさん、そこまで器用かね?