朝日が登る中、公園に散歩へいったら小型の猛禽が飛んでいった。
∧∧
(‥ )朝日を横からあびて、明るく、しかし
影がくっきりと浮かび上がっています。
(‥ )お腹が無地に見えるけども、
ツミ、、かねえ?
紅葉が神奈川の平野にまで降りてきた。紅葉がじょじょに真っ赤に染まっていく。
さて
手元の資産が現金で3000万円あっても
∧∧
( ‥)年間の支出を仮に200万に押さえても、
15年で尽きちゃいますね。
(‥ )老人は収入がほぼ皆無に近いから
消費を押さえたり、年金に頼ったりするのは
まあ、そうだろうなあ、とは思うのだけどもね。
ようするに働かない(働けない?)のがいかんのだ。
∧∧
( ‥)そういえばインドにいった人が、
足が枝のように細い老人が引く人力車に
乗ったそうですけども。
( ‥)過酷だから老化が早いのかな? とも
思うけども、まああれだ、最後まで働く、
”働かざるをえない”世界もあるってこったな。
資産がこれじゃ少ないよ、だろうが、これは蓄えだよ、だろうが、
∧∧
( ‥)若者の負担であることには変わりないだろうと。
生産、つまりプラスがなければ貯蓄だろうがなんだろうが
そんなものは0だと。
(‥ )あるいは回転速度が遅いんだな。
だから働け、さもなきゃ世捨て人になれ、
そういうことかもね。
そうねえ、若い頃は親を手伝い、妻をめとり、子を育て、老いたら引退して財産を処分し、布と杖だけを持って死へと至る悟りの道を歩け
( ‥)とかなんとかいう「人生のあるべき指針」が
かつてあった国があるとかないとか。
∧∧
( ‥)インドですかねえ? 日本でやったら冬にみんな
死んじゃいそうですけどね。
人間、最後はどうせ子供やみんなの負担になるんだから地位もポストも財産への執着も捨てて、次世代に還元しろよ、ということかもしれぬ。
∧∧
( ‥)でも”あるべき人生指針”とされたってことは
あまり遵守されなかった、そういうことかもしれません。
(‥ )禁止や推奨は理想であって、「現実はそうではない、
という現実」を示している。
どこの国でも老いたら人は邪魔者にしかならず、邪魔者なら邪魔者らしくしろよ、という要求と不満があったということか。
∧∧
( ‥)あなたは最後、どうなるんでしょうね?
(‥ )インドの人力車のじじーみたいに
なるんじゃねーか?
ぶつぶつ愚痴をこぼしながらへろへろ車を引いていたという(あるいは「こいでた」)。
( ‥)自営業の最後なんてそんなもんさ。
∧∧
( ‥)セカンドライフのない人生。
いや、セカンドライフなんていう「老後を楽しむこと」それ自体が罪悪。
(‥ )最後の最後まで愚痴をこぼしながら
よろめき歩いてくたばれれば、
それで十分なんだが・・・・
∧∧
( ‥)でも、それすらできないのが老化、ではないですかね?
以前、お年寄りの人たち相手に進化理論について講演したことがあったけども、なんか皆さん、ずいぶん頭の回転が良くて、なおかつ元気だった。
しかし
隣のばーさんは電器屋と電気屋の区別がついていない。テレビが壊れたから”でんきやさん”に連絡しなくちゃ、はまあいいとしても東京電力に電話って駄目だろ。
∧∧
( ‥)人間は大量生産品でも機械でもないですから
質は一定でもないし、保証されてもおりません。
( ‥)素質と基礎と今までの経歴が全部噴き出てくる
それが老後。
じゃあ、どう死のうか?
∧∧
( ‥)人間はどう生きるかではなく
(‥ )どう死ぬかだ。