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2021年8月17日火曜日

人はリスクの評価で判断するので、危険度が変わると結論も変わる

  
 世界各国で反ワクチン運動やデモが広がる。イギリス、フランス、ドイツ、アメリカ、カナダ、オーストラリアなどなど
 
 ∧∧
(‥ )日本でも15日の日曜
\−  新宿でデモがあった
    みたいだね
    NOマスクも唱えて
    シュピレヒコールするから
    顰蹙だったそうだけど
 
  (‥ )基本的にあれだな
      ワクチンの接種率が
      上がってくると
      反ワクチンデモが
      起こるのな
 
 つまりワクチンを打たないことによる感染のリスクと、ワクチンの副作用のリスク、これを天秤にかけて人間が判断していることがあからさまであった。
 
 ∧∧
(‥ )意外なことに
\−  接種率15%程度の
    オーストラリアで
    デモが発生しているけどね
    これは例外事例かな?
 
  (‥ )どうだろう?
      オーストラリアは
      国籍保有者と
      関係者以外の入国を
      規制していて
      事実上の鎖国だよな
 
 鎖国すると感染は起きにくいと期待できよう。
 
 もちろん、100年前のスペイン風邪の事例を考えると鎖国は時間稼ぎにしかならんのだけども(侵入は遅らせたが被害は結局同じであった)、少なくとも心理的には感染のリスクは大幅に低減したと思い込み、そう評価するであろう。
 
 ∧∧
( ‥)だから接種率が低いし
    鎖国による感染リスクが
    低く評価されれば
    副作用のリスクが
    相対的に高く
    評価されるであろう
 
  (‥ )だから
      接種率が低くても
      反ワクチンデモが
      起こる
      そういうことじゃね?
      接種が遅れたのも
      鎖国すれば大丈夫だと
      思ったからじゃね?
 
 しかし、オーストラリアは今、第3波が拡大中。この脅威のせいか接種率が上昇しつつあるそうだ。
 
 やはり人はリスクの評価で思考するので、リスクが変わると結論が変わる。
 

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