コロナは感染者が治癒するまでの間に、平均して3名に感染する。
これゆえ、人口の3分の2、つまり3人に2人が免疫を持つ場合、コロナは感染可能な3人のうち、1名にしか感染できない。
つまりこの時、1名から1名に感染が起こるだけとなり、感染者の増加は起きない。
さて、3分の2とは66%であった。これで感染者が増えないのだから、これより免疫保有者が多くなると感染者は減少に回る。例えば70%が免疫を持つに至れば良い。
これゆえに言われたのである。人口の70%がワクチン接種で免疫を獲得した時、新型コロナは収束すると。
∧∧
(‥ )でも残念
\− これはあくまでも
理想論による近似値で
コロナは
進化速度100万倍で
免疫をかいくぐってくるので
7割が免疫を獲得しても
感染は止まらない
(‥ )ワクチンによる
免疫獲得で
重症化は抑えられるし
事実、死亡率は
下がっているが
感染自体は
食い止められないのだ
これゆえに国家と尾身会長は言うのである。人口の7割が免疫を獲得しても、残りの3割を守ることはできない。だから自粛してほしいと。
∧∧
(‥ )考えてみればさ
\− 免疫を持たぬ
3割全員が感染したと
仮定した時
死亡率3%で考えても
総人口の0.9%
日本なら100万人を
失う計算だからね
いくらなんでも
損耗が大きすぎる
(‥ )そりゃあ国が
動くなと言うわさ
そしてこのことは次のことを意味していた。
反ワクチンや効能のわからぬ(少なくとも特効薬とはとても言えない)イベルメクチンを過大評価する人間。
あるいはコロナをインフルと同じ5類にしようと主張する人々。
彼らは未接種の残り3割の人命と、最悪の場合の損耗死者100万をまったく考慮していないのだ。
*一応、書いておくと、優先して接種を受けた高齢者がコロナ感染のありうる死者の大半であったことを考えると、未接種3割の死亡率を3%と考えることは見積もりが多すぎであろう。実際にはもっと低いはずだ。
しかし、仮に死亡率が10分の1であったとしても死者数は10万。それも労働人口や若い次世代を中心に失うことになるわけで、損害が大きすぎることに変わりあるまい。