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2021年4月5日月曜日

小金持ちの資産家にとっては紙幣の暴落が望ましい

  
 社会主義は失敗したと言われるが、そんなことはない。だって本当に破綻したら
 
 
 ∧∧
( ‥)はい大統領
    帰りますよー
    逃げようったって
    無駄ですよー
 
  (; - -)やだーやだー
      もうこんな仕事やだー
 
 とっ、なるはず。
 
 本当に破綻したら指導者層自らが率先して逃げるはずだから。
 
 ∧∧
(‥ )でもみんな逃げなかった
\−  つまり国家は困窮したけど
    社会主義の指導者層は
    得していたわけだ
 
  (‥ )ベネズエラが
      理想例だろうな
 
 予算不足でメンテナンスができず、国ぐるみの大停電。しかしこの間も富裕層は自家発電で煌々と輝くレストランに高級車で乗り付けて優雅に食事したと、もっぱらの噂だ。
 
 ∧∧
(‥ )国民と国家が
\−  困窮すれば困窮するほど
    資産価値が上がって
    有利になるわけだ
 
  (‥ )紙幣が暴落したのも
      理想的だよな
 
 資産をドルに変えていれば、ドル札1枚で好き放題できる。なんといっても破綻経済の中に置かれた相手は喉から手が出るほどドルが欲しいわけで、ドル札1枚が事実上の札束だ。
 
 ∧∧
(‥ )それを考えると
\−  ベネズエラの指導層が
    破綻した国にずっと
    居座るのも当然だな
 
  (‥ )外国いったら
      ただのドル持ちだけど
      破綻した自国にいるなら
      大金持ちだからな
      そりゃ居座るわ
 
 人間は最適解を選ぶ。人は社会主義国の経済が破綻するのを見て、それを失敗と思いがちだが、実際には最適解を選んだ結果と理解するべきであった。
 
 それにしても不思議なのは
 
 ∧∧
( ‥)紙幣が破綻した方が
    都合が良い
    だったらどうして
    ソ連はそれを
    しなかったのだろうね?
 
  (‥ )やっぱ冷戦中だったから
      敵に倒されるかもという
      恐怖がブレーキに
      なったんじゃね?
      ゴルバチョフなんかは
      このままじゃダメだと
      開放経済に踏み切った
      くらいだからな
 
 言い換えると、ベネズエラの指導者たちは自国に価値がないこと、誰からも侵略される、攻撃される危険性を感じていないことも理解されよう(*コールタールというか、アスファルトみたいなものを石油と称している国なんぞ誰も欲しくなかろう)。
 
 

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