五芒星というとユーラシア世界において、広く魔術のシンボルであった。
∧∧
(‥ )平安時代の陰陽師
\− 安倍晴明を祀る神社も
そのシンボルマークは
五芒星
(‥ )五芒星は紀元前には
中国に入ったもので
元は大陸由来だよね
そしてさらに遡れば、メソポタミアから発したものと考えて良い。
すでにシュメールの言葉に五芒星が現れるので。
∧∧
(‥ )でもシュメール語における
\− 五芒星って区画や領域を
表わすみたいだけど
魔術的な要素はあるのかね?
(‥ )よく出てくるのが
四界の王という
決まり文句での
使用みたいだな
ルガル アン ウブ ダ リンム バ
王 天 領域 側 4 与える
この三番目のウブが五芒星の絵文字から直接派生した単語で、実際、場合よってはもろに五芒星として書かれている。
∧∧
(‥ )直訳すると...
\− 天下四方を与えられし王
という感じですかな?
(‥ )天のアン
領域(五芒星)のウブ
境界のダ
天下四方
その地の果てまで
手にした王
という意味合いかな
そういう意味では、五芒星の絵文字ウブは天下とでも意訳すれば良いよいに思われた。
∧∧
( ‥)じゃあ五芒星の
魔術的な意味合いって
いつからできたんだ?
(‥ )やっぱピタゴラスが
教団のマークにして
からじゃねーの?
元の天下という意味合いも少しばかり神々しい意味が入っているけども、今の意味で魔術となったのは、やはり前6世紀のピタゴラスからのように思われる。