自己紹介
- 北村雄一(北村@)
- イラストレーター兼ライター 詳しくはhttp://www5b.biglobe.ne.jp/~hilihili あるいは詳細プロフィール表示のウェブページ情報をクリック
2016年11月13日日曜日
論理的な人間とは有頂天にオカルトである
私が宗教を信じ、死後の世界を信じたならば、論理的にも倫理的にも人々を殺さなければいけなくなるではありませんか!
∧∧
(‥ )こういうご高説を
\− 本気でも冗談でも
言ってしまう人って
多いよね
(‥ )自分は論理的だと
自称するお利口さんは
こういう結論に
すぐ飛びつく
実際はむしろ観察すべきはこうであろう。
死後の生が本気で肯定されるものであれば、それによって正当化された殺人が横行するはずだが、そうではない。これは明白な事実であり、この事実がまず観察されねばならない。
つまり、死後の生はそれを信じている人でさえもそれを信じていないのだ。
少なくとも、死後の生と祝福は額面通り受け取る内容ではなく、表面的な表現とはもっと別な、現実に対応した複雑な使い分けがそこで行われているのだと。
∧∧
(‥ )だが知識人はそれが
\− できないのである
文脈に応じた複雑な
使い分けがあることに
気がつかないまま
表面的な矛盾を
論理的なほころびを
見つけたり! と
有頂天になるのである
(‥ )知識人やインテリは
現実と言葉を理解しない
そういうことが
分かるだろ?
論理的な人間なんて有頂天な馬鹿だから無視しろ、ということでもある。
そもそも論理は論理以上の意味を持たないのに、そこに真理という属性を与えている時点で、ロジカルシンキングを行う連中は頭が絶頂にオカルトなのだ。
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