自己紹介
- 北村雄一(北村@)
- イラストレーター兼ライター 詳しくはhttp://www5b.biglobe.ne.jp/~hilihili あるいは詳細プロフィール表示のウェブページ情報をクリック
2016年4月21日木曜日
くだらない話
アマゾンで発見された新種の昆虫がまるで宇宙生物
=>https://www.google.co.jp/search?q=宇宙生物%E3%80%80Amazon&biw=913&bih=732&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwip_8qgxp7MAhWJX5QKHXNsBQcQ_…
∧∧
(‥ )...と言われて話題になったけど
\− これウンカとかヨコバイの
たぐいだよね
そして幼虫さんで
体を偽装する付属物を
つけている
(‥ )世間ではこれが宇宙生物に
見えるってわけだなあ
別にこういうのはその辺の野っ原とか森にもいるよね?
というか小学生向けの子供図鑑な知識だよな。
∧∧
( ‥)だけど考えてみれば
当たり前で
小学校の時
世間の人は図書館などで
本を読まなかったのである
( ‥)こんなもので喜んで
−/ くれるんだな
なにかをちょっとでも知っていると、もはや世間の常識や欲望とはかけ離れた心になってしまう。
そして本を書く人間は、それを書く以上、そのことに関して普通の人より知ってしまうことになる。
∧∧
(‥ )かくて本を書く人は
\− 読者のことが
全然理解できなくなる
(‥ )なんというかな
本を書き続けていると
正直な話
書き手にとって
読者というのは
くだらないことに群がる
おかしな連中に
見えてくるように
なるんだよ
逆に言うと、その人が初めて書いた本が一番読者受けするって場合もある。書き手と読者の距離が近いからだ。
あるいはこういうこともおこる。
本を書いても何一つ進歩できず、調べず、聞いただけで勝手に妄想して素人臭い新説を述べる人が、一番”分かりやすい”本を書き続けられると。
∧∧
( ‥)困る?
(‥ )そうねえ正直な話
色々な意味で困るよね
素人が一番、分母が多い。だから売れる本を書くには素人が鵜呑みにしやすい勘違いや妄言を書けば良い。
これは直視しなければいけない現実なんだが、困った事実でもある。
つまるところ、世の中の人は正しいことを知りたいが、根拠や確からしさを示すパーセンテージとか、そういった頭を酷使することは知りたくないのだ。
○か×か?
あるいはこう言った方が良いのだろう
切るべきコードは青か赤か?
人が知りたいのはそれだけで、爆弾の仕組みを知りたいわけではないし、なぜ青を切らねばならないのか、その理由を知りたいわけでもない。考えてみれば正統な要求ではある。
∧∧
(‥ )でもこれ
\− いつも問題にしているけども
答えがちっとも出ない問題でも
あるよねえ
(‥ )答えが出ないってことは
答えが存在しないか
あるいは
すでにある破滅的な選択肢
つまり間違ったことを書く
しか選択肢が存在しないか
そのどっちかということ
なんだろう
あるいは、人間の興味自体が興味深いものであるとも言えよう。つまり、普通の人間の興味とは、くだらなくて価値が特に無いものに目が向いているか、あるいは、見た目が極端に派手なものに興味があるか、そのどっちかであるからだ。
∧∧
( ‥)でも考えてみれば
当たり前かもですね
(‥ )どうでもいいことに
価値を見いだすのは
実は初めて見たからだ
初めてまじまじと見たから
興味を抱いて
いるわけなんだな
それは実のところ、普段は物を見ていないってことでもある。
そして、普段、ものを見ていないのは、余計なことに体力を消耗しないための動作なんだろう。人間は良く出来ている。
さらに見た目が派手なものに目が引かれる。これは、人間が視覚動物で果実などを食べて生活する動物であることを考えれば当然。
∧∧
(‥ )要するに省エネで観察を
\− おざなりにしているから
近くにある不思議を
見落としているし
反対に派手なものには
気がついて
興味を引かれるのだと
(‥ )なんかどうしようもない
結論だな
おまけに全然役に立たん
本当にくだらない話、というと、いつも思い出すのがあれだ。高名な生物学者が日本のアブラムシであったか、群れるアブラムシに三色あるのを見て、これはまだ誰も理屈を解明していないと言った話。
∧∧
( ‥)それこそが本当は
くだらない話ではなく
見落としがちな
現実の不思議に
研究者は気づく
それが才能だという話ですな
(‥ )だがこれは
天賦の才であって
これを我々素人に
当てはめる訳には
いかんわけよ
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