自己紹介
- 北村雄一(北村@)
- イラストレーター兼ライター 詳しくはhttp://www5b.biglobe.ne.jp/~hilihili あるいは詳細プロフィール表示のウェブページ情報をクリック
2015年7月18日土曜日
合理か非合理かを論じている時点でそれは駄目だ
曰く、社会問題が複雑化すると人間は理解が追いつかなくなり非合理な思い込みに走る
反対はするが対策はしない
個人に責任を転嫁して問題を解決したとする
怪しげな因果関係に飛びつく
物事の原因が不明でも何か一つにこじつける
緩和策や応急処置で満足し根本問題を先送りする
問題を細分化してより複雑にしてしまう
行き過ぎた経済偏重行動をとる
∧∧
(‥ )...だっ、そうですが
\‐
(‥ )意地悪な言い方をすると
これ自体がそのままだよね
反対はしているが対策ではない。個人個人の行動に責任があるとみなしている。非合理が原因であると因果をすでに特定している。原因を特定したが、問題は細分化して複雑にしている。
もちろん、これはあまりに意地悪な解釈ではあろう。そもそも指摘は対策ではない。対策視点で指摘を論ずるのは不当かもしれぬ。だがしかし、
∧∧
( ‥)もしかしたら以上の
”これが非合理だ論”
それ自体が非合理かも
しれない
(‥ )というかですね
合理か非合理かで
論じている時点で
それはもう駄目ですよ
効果があるかないか、見るべきはそれだけだ。そして効果は結果であり、未来のものである。今、結果を判断しても意味は無い。やれば良いだけだ。知能なんて愚かしいものに頼るから、合理、非合理とか間抜けの極みのようなことを言い出しよる。
∧∧
(‥ )それを考えれば
\‐ 対策は簡単だよね
(‥ )やれば良いのさ
結果は後からついてくる
そして失敗は死
成功は生
これが演算機械の
0と1になる
後は01を累積させれば
演算は完了するのだ
例えばの話、以前のように勝てなくなり、軍事費と国家への負担が増えていくローマ帝国の中で、昔のローマに戻れと主張した文化人はいたようだけども、結果を先取りした人はどうもいなかったようである。
∧∧
(‥ )結果は外来の新興宗教に
\‐ よる国家の統制
皇帝の権限拡大
軍隊と政府の分離
官僚制度
歩兵から騎兵への移行
国家の分割
帝国西方の放棄
これらは無数の皇帝たちの
決断が得た解答
(‥ )考えなくても
非合理でも
答えは出るんだ
頭でっかちな文化人の
社会批判なんて
所詮は的外れよ
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