自己紹介
- 北村雄一(北村@)
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2015年7月12日日曜日
規模がでかい民主制では全員が文句ばっかり言いよる
hilihiliのhilihili: やつらの皮を剥ぎ、太鼓をつくれの続き
民主制とは全員兵士という主義主張。政治的権利を主張するのなら兵役を果たす必要がある。
ゆえに民主主義において平和的な文化人など存在しえない。例えば、
愚かな大衆では政治家にいいように利用される
貴族たちは馬鹿な愚民共は真っ先に突撃してくれれば良いと考えているのだ!
こういうお利口さんな主張をする文化人は、民主制においてありえない。
なぜなら、そもそも、一緒に戦線に立たないお前は何者だ! と皆から罵倒され、リンチされる世界、それが民主主義だからだ。
相互監視とリンチで成り立った恐怖の監視社会。これが民主主義というものだ。
民主制とは極端な軍国主義である。この世界に言論の自由と権利の自由はあるが、果てしない義務への隷属があり、ゆえに言論の自由は自主的に制限され、これに反すると民主的に毒人参を飲まされ、自害を強制される。言論の自由とはそういうものだ。
∧∧
(‥ )でも一般的にはそうは
\‐ 思われていませんよと
(‥ )日本人は民主化を
上から押しつけられたから
自主性がないからだ
...とか説明することも
可能だけども
実際は、もっと話は単純で、
∧∧
( ‥)社会が巨大であるから
だろうと
( ‥)日本人は歴史的経緯で
‐/ 民主主義の精神が
うんぬんなんて説明
これは精神論だからな
そして
精神論は説明になって
いないのだ
理由はもっと即物的なんだろう。考えてみれば人口が10万とか100万を越えたら、もうお互いがまったく無関係な個人の集まりになってしまう。土地も広いから、その先を想像することも把握することもできなくなってしまう。国際政治なんて理解のしようがない。国家の果たすべき責務は日常からまったく解離する。
∧∧
(‥ )確かに村のなかでは
\‐ あの家の息子は
兵役を拒否したとか
そういう相互監視が
効いてくるだろうけど
(‥ )義務に関する
相互監視だけじゃ
駄目なんだよ
例えば会社の同僚は地域の顔見知りでもあり、戦う場所は数十キロ先の隣国(今でいうとほぼ県境)。全員が隊列を組んで鎧を着て槍を持ち、整列する。そういう世界であったら、民主制は今の社会のそれより、はるかに強烈な印象を持つだろう。
∧∧
( ‥)そういう社会だと
民主主義は兵役とワンセットだ
この実感は
非常に明瞭でしょうね
(‥ )こういう社会において
”特権階級が愚民化政策を
押し進めていて
奴らは愚かな大衆が
真っ先に突撃してくれれば
良いと思っている”
なんて意見が出てくるわけ
ないよね
そうではなく、戦列に立たないとは何事だ。突撃しない貴族は殺せ! となるだろう。狭い世界なのである。逃げ場などないし、愚民化政策もありえない
∧∧
(‥ )でも社会の規模が大きくなったら
\‐ そういう実感は全部
希薄になっていくよね
(‥ )ローマ帝国だって
国民皆兵だったのは
初期だけで
兵役は忌避され
兵士は食い詰めた貧乏人で
構成され
軍隊はプロ化し
大国になったら国防の
意味が人々に理解されなく
なって
必死で国家を
守っているのに
文化人から
文句ばかり言われていた
みたいだしな
日本も世界の先進国も
どこも同じなのだろうな
*そもそも人間の賢さには限界があるのだから、人間はすべからく愚民である。そうである以上、愚民化政策などという言葉自体が愚かなのだとも言える。
確かに教養を与えないことで一部の人間、あるいは民族を丸ごと、ごく単純な労働しかできない愚民にすることで支配する、というのはありえる。その意味で愚民化政策は存在しうる。
だが、愚民化政策という言葉の裏に、教育すれば政治に関しても適切な意見を持つ正しい民主制市民が出来るという考えがあるとすれば、それは間違いだ。教育すれば適切な市民が出来るというのなら、トンデモ医療もトンデモ健康法もトンデモ美食生活も存在しないはずだが、現実はそうではない。
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