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2013年2月26日火曜日

立っているだけで実は死んでいる

 
 
 ∧∧
(‥ )映画の元になった原作の
\–   漫画家さんに払われたのが
     雀の涙程度のはした金
     という話。
 
  (‥ )まあ、映画はこけた時の
      リスクも大きいし、
      人が大勢からむから
      お金必要なんです、
      というのは分かるけどね
 
 ∧∧
( ‥)とはいえですよ
 
  (‥ )本当にリスクをしょって
      成功させました、と
      胸を張って言いたいなら
      全部オリジナルで作れば
      いいだけの話でね。
      それができてない時点でね
      何を言っても意味ないさね
 
 原作付き創作をしている時点で、それは単なるリスクの外注である。
 
 自力ではなにひとつ作れない、言われたままに作ることだけに特化した、ただ、つっ立っているだけの金食い機械、効率の悪い作業ライン、人間ではないただの機械、と揶揄されてもしかたなかろう。
 
 ∧∧
(‥ )それを考えると文化の
\–   王者は漫画ってことに
     なるんですかね
 
  (‥ )映画もテレビも太りすぎて
      人がたかりすぎて、
      よろめいている死にかけの
      動物みたいなものだからな
      漫画を劣化コピーさせた
      ドラマを粗製濫造していると
      言う話じゃないか。
 
 影響力はいまだにあるが、王者でもなんでもない。あるいは王者であっても主体ではない。自分で作っていないのだから、王者であるわけがない。
 
 文学と同様、自由があるわけでもないし。
 
 ∧∧
( ‥)自由な表現とか主張します
    けどもね
 
  ( ‥)お高くとまって文化とか
    –□ これが自由だ、とか
       無駄に力入れて
       叫び始めた時点で、もう
       自由ではないけどな。
 
 そして混沌と死こそが演算をするのだ。
 
 ∧∧
(‥ )組織は体力があるから
\–   なかなか死ねないのですよね

 
 (‥ )組織は巨大な演算素子。
     ただし、単一の。
     しかも、頑強なので、
     死という解を
     求めることすらできない。
     だとしたら、
     組織がいくら考えても、
     演算できず、ゆえに
     解も求まらないだろう。
 
 リスク、リスクと言ってはいるが、立っているだけで実はもう死んでいるのではないのか? 組織自体は生きているが、たんなるからっぽ、ただの自動機械に成り果てていないか? そんな者が自らを文化だと言うのはおかしかろう。
      
 
 

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