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2010年3月22日月曜日

そしてタネツケバナは僕らの分類を笑う

 
 ヨーロッパ、例えばドイツと日本とでは8時間の時差がある。

 ∧∧
( ‥)こちらが8時間未来ですね。

    (‥ )そういうこっちゃな。
    \-   あっちはまだ夜の10時だ

 昨晩の夜の9時に西の空へ落ちていく三日月を見たが、例えばドイツならまだ昼の2時。一応、同じ月は見えているはずだけども、青い空にかすむ白くてはかない、そしておぼろげな月だろう

 ∧∧
( ‥)やっぱり満月以降くらいが
    日本とドイツで同時に見られる月
    ですかね?

     (‥ )そういう感じかな。

 さて

 アブラナ科の共有派生形質は4つの長い雄しべ、2つの短い雄しべだけども。

     ( ‥)タネツケバナの花はそうではないと聞いたけども、
       -゜ 確かにそうではないみたいだ。
 ∧∧
( ‥)おやおや、ナズナと並んで一番身近なアブラナ科の
    植物がいきなりそれですか?

 いわゆる、それは我々の分類を笑う、というやつ。

 ∧∧
( ‥)でも分類群を定義する一律な形質なんてないのに、
    なぜ分類群があるのか? という問いに答えた
    ことがダーウィンさんの業績でもあるんですよね?

     (‥ )とっ、言うわけでナズナとタネツケバナは
         使えると見た。

 いい感じで動いてる?

 

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