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2020年11月13日金曜日

取材拒否されたというネタで1本記事を書く手抜きな死にかけ

   
 かつて記事は足で書くものだと言われた。あちこち訪ね歩いて探して集めて記事を書け。すなわち記事は頭で書くものではない、足で書くものだと。
 
 ∧∧
(‥ )だから取材すればいいだろ?
\−  ...と安易に考えると
    それがもう手抜きへの
    一直線
 
  (‥ )例えばこう考えてみよう
 
 
 調べて記事を書くのと、取材して記事を書くのと、どっちが早い?
 
 ∧∧
( ‥)調べるには何日もかかるけど
    取材なら1日ですむな
 
  (‥ )はい このように
      取材は手抜きです
 
 以上を踏まえると、鬼滅の刃の声優さんが取材拒否したことを恨んで騒ぎ立てて誹謗中傷の記事を書いたライターやマスコミ、ジャーナリストの気持ちがわかりやすいだろう。
 
 1日の取材で手抜き記事を書いて、それで楽しようと思ったらそれができなくなった。

 そりゃあ発狂するだろう。
 
 ∧∧
(‥ )だから誹謗中傷を書く...
\−  でもさー
    これって取材拒否されたという
    ネタで1本記事を書いて
    埋めてるわけだから
    結局これも手抜きだよね...
    なんというか
    ライターやジャーナリストって
    本当に面倒くさがり屋なのな
 
  (‥ )ははっ
      まあもう死にかけだからな
 
 誰もが記事を書いてネタをネットにあげる時代だ。テキストも記事も価値が暴落し、同時に、マスコミやジャーナリスト、ライターの価値も下落したのである。価値あるものを作れないし、自らの価値も暴落した。もうひたすら手抜き記事を書くしかないのだ。要するに死にかけなのである。無様な話だ。今時はこんなことばかりである。もう自分たちが死にかかっていることを理解できていないとは。
 
 
 *記事は足で書くものだ。これは現場にいけ、というよりもちゃんと調べろ、裏を取れ、確認しろ、証拠を照らし合わせろという意味だと解釈すればいい。そういう意味ではネット時代でもこれは通用する。足を運ばない人間はwikiで満足するが、足を運んでwikiの向こうまでいくと、得体の知れない世界が広がっている。
 
 
 
 

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