(‥ )ふと思いついたの
ですけどね
∧∧
( ‥)はいはい
米国が民主党と共和党に真っ二つに割れてるのは、これは乾燥気候のせいでは?
∧∧
(‥ )民主と共和の戦いは
\− 都市と田舎の戦いで
要するに都市と田舎の
人口比の戦いだよね
より正確には
割り当てられた選挙人とか
議席の数だろうけど
ざっくり言うと
人口比の戦いのはず
それが互角ということは
人口比が1:1
(‥ )日本では民主と自民が
得票数で比べると
ざっくり言って
3:8なのよね
1:1に程遠い
思うのだが、日本は湿潤で緑が広がり、どこでも農業ができる。かくして日本は田舎や地方でも大きな人口を抱えている。つまり田舎を支持母体とする自民党が強い力を持てる。だから日本では安定的かつ、国力増大を志向する(*健全な)政治が実現できるが、乾燥気候が支配して砂漠まであるアメリカではこれができないのでは? つまり、米国では田舎の人口が少なく、田舎と都会の力が1:1となって、利害関係が真っ向対立する二つの集団に国家が引き裂かれているのでは?
∧∧
(‥ )でもさ米国は高い農業生産を
\− 誇る国でもあるよね
3億の人口を養うのみならず
余剰食料を輸出し
貧乏人を炭水化物で
デブに変換できる国家である
そんな米国の田舎の人口比が
日本より低いということが
ありうるのか?
(‥ )まあ思いつきだからな
思いつきなんて
最初はこんな
あやふやなもんよ
ただ米国は乾燥した気候が卓越するせいでかなり制限を受けていること。これを考慮しないと説明できないことが多いように思われた。日本よりはるかに広い国土を持ちながら、家賃が馬鹿高くなることなどはそうだろう。
∧∧
(‥ )沿岸部で水運が発達した
\− 場所でしか大人口を支える
経済が実現できない
当然、そんな場所は
限られているから
人口が集中して
家賃は値上がりする
(‥ )ヨーロッパは
ベルリンとかパリとか
首都規模の都市が
内陸にあるけど...
米国にはないよな?
∧∧
(‥ )ともあれこの線で調べてみるか
\−
(‥ )結構、関わる要素が
複雑でな
いつどんな経緯と理由で
議席や選挙区、選挙人が
割り当てられたのかとか
そういう要素も関わるで
複雑だから理解には
時間かかるよね
とはいえ、気候による制限で国家が対立する利害集団に真っ二つに割れる。これはありそうな話なのであった。なるほど、賢い人間は知能や思考で物事を説明しようとする。だが、実際のところ、人の行動は物理的な制限で規定されていて、自由というものがない。思考という自由で現実を説明する賢い人間のやり口は根本的に間違いだ。正しいのは、温度や湿度や光、時間当たりに供給できるカロリーの量、こういう物理的な規定要因で説明することであるからに。
*健全な政治・・・都会の人間やリベラルが志向する多文化共生、エコライフとは結局のところ、外国人労働者の搾取と低賃金、不景気による自らの資産価値の増大。その引き換えによる国家と社会の弱体化なので、社会的な視点では健全ではない。この意味において自民党の政治は健全である/国民と利益を共有できるという意味。