火星の気象に関して予備的に注釈=>
18日 20:20の説明がこれに該当
∧∧
(‥ )南半球が夏至を迎えた今
\− 火星は南極が一番熱を受け取り
南極から外へと
流れ出した空気は
コリオリの力を受けて
進路が西へ曲がる
つまり東から西へ吹く
東風となる
オーロラ湾から太陽湖へ
砂嵐がたなびくのは
そのせいだろう
(‥ )...と書くのはいいけど
コリオリの力って
どう理解、説明すれば
いいんだろうな?
まあ直感的にはまっすぐ動く物体が自転する惑星に取り残されると考えればいい。例えば極からまっすぐ流れ出した風は、本人はまっすぐ進んでいるはずなのに、動く大地に取り残される。つまり東へ動く大地から見れば、風の進路が東の反対、西へ西へと曲がっていくように見える。
∧∧
( ‥)東から西へ向かう風に
見えているわけで
ようするに東風
オーロラ湾から太陽湖へ
西へ西へと砂嵐が
なびいていくのはこのせい
説明完了
( ‥)まあ説明できるのは
−/ いいんだけどね
コリオリの力の説明、これ自体はこれでいいのかい?
∧∧
( ‥)いいんじゃね?
説明というのは
とりあえず説明できれば
それでいいんだろ?
(‥ )まあそうだね
地球の周りを天体が回転している。こういう天動説体系も、皆が嘲笑う割にはいまだに使われるものである。朝日が登るとはまさにそういう説明であり、理論自体が間違っていても、とりあえず説明できるし、説明できればそれで良いのだ。
∧∧
(‥ )直感的には自転に取り残されて
\− 見かけ上、進路が曲がる
そういう理解でいいべ
(‥ )まあ、直感的には...と
書いておけば嘘では
ないよな
説明とはそもそも何か? 説明それ自体の説明は思う以上よりも難しいものである。
*21日 3:15以下追記
∧∧
(‥ )考えてみれば
\− 自転に取り残されると
説明すると
赤道から極へ向かおうが
極から赤道に向かおうが
どの風も自転と反対
西へ向かう東風に
なってしまうのでは?
(‥ )そうだな
じゃあ例えば
こう説明すれば?
極に立つ人は1日に1回体軸に対して体が回転する。反対に赤道にいる人はそうではない。
これは極から赤道に向かうと体軸の回転がなくなることを意味し、赤道から極へ向かうと体軸の回転が起こることを意味する。
そこでこう説明すればどうか?
まず風を巨大な矢じるしのように考える。
極から赤道へ向かう風は、頭が回転しなくなり、お尻が自転方向へ、つまり東へ回転する。すると全体としては西へ向く。
赤道から極へ向かう風はお尻が回転せず、頭が東へ回転するようになる。つまり全体としては東へ向かう風になる。
∧∧
(‥ )んー...
\− この説明だと
風が1本の剛体のように
なってしまいますが...
(‥ )そだね
非現実的な説明だな
とはいえ、そう考えると北半球ではコリオリの力が運動方向の右側に作用することの理解はしやすい。
∧∧
( ‥)まあ直感的ということで
良しとするか
( ‥)とりあえずこれでな
−/
*そしてさらに3:50以下追記
∧∧
(‥ )極と赤道の運動速度の違いで
\− すっきり説明
(‥ )まっ これでいいや