13日、火星のオーロラ湾より向こうは夕暮れ時に明るく黄色く輝いていた。
今晩、日付が変わる前、14日の夜。オーロラ湾の向こう、正午を過ぎたその場所は黄色く明るかった。
∧∧
(‥ )今、検索したら
\− 実は12日に砂嵐が
オーロラ湾で発生した
そうですよ
(‥ )えっ? じゃあ
13日と14日の
明るいあれは
砂嵐かい?
あーそういえば、さっき見た時、オーロラ湾が分離しているようにも見えたのだが...
∧∧
( ‥)気流が悪くて
分離に確信持てなかったけど
あれ砂嵐じゃね?
( ‥)んーなるほど
−/
一方、自分が気になっていたのは、前よりも北半球の模様が濃く見えるようになったので、これがかつて言われた濃化現象ってやつか? という疑問であった。
∧∧
(‥ )濃化現象
\− 夏を迎えて極冠が溶けると
火星の暗い模様が
より暗くなる
それも極からだんだんに
伝播するように見えるから
極から融解した水分が
供給されて火星植物が
繁茂する現象だと
解釈されたやつだよね
(‥ )火星に植物はいなかった
だから解釈は
間違いなんだが
現象自体は目撃されて
いるわけなのよ
というか、自分が見たのものが、そもそもそうなのだろう。
しかし、火星の濃化現象が今はどう説明されているのかわからない。
∧∧
(‥ )火星のアルベドの
\− 季節ごとの変化を観測
火星の地表に降りた
霜によるアルベドの変化...
そういう論文はあるけど
濃化現象自体の解説は
よくわからないね
(‥ )まあ...
調べていけば
そのうち説明に
行き着くだろう
火星はずいぶん小さくなって、模様は前のようにははっきりわからなくなってきた。それでもまだ話題には事欠かない。