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2020年11月10日火曜日

成功と過剰供給と安心感が格差社会を生み、経済を悪化させる

  
 要するに米国は人気があるので人が集まりやすく、結果的に労働者が過剰供給気味で賃金が値崩れする。賃金が値崩れすると経営者は安売りすることで利益を上げやすくなり、成功者になれる。成功者を見るからこそ人が世界中から集まるが、だがしかし、それが労働者の過剰供給をまねき、賃金の下落を引き起こす。

 この状況では、先行してたまたま成功した成り上がりの経営者や、その会社にうまく入り込めた正社員が安売りの商品を買うことができる。つまり給料に対して物価が安くなっているわけで、相対的に資産価値が上がって嬉しい。
 
 すべては世界中から夢を見て集まる貧乏人と、それを食い物にした一部の成功者が作りだすからくり。
 
 ∧∧
(‥ )こうしてアメリカンドリームは
\−  単なる搾取の仕組みへと
    変貌してしまう
 
  (‥ )まあ嘘はついてないんだ
      少数の運の良いやつが
      大きな成功を収めて
      利益を総取りできるし
      その成功こそが
      労働者を過剰に集めて
      賃金の下落を引き起こし
      利益の総取りを
      可能にする
      嘘はついていない
 
 これを頭ごなしに否定するのなら、美容師もカメラマンもデザイナーも芸人もテレビ局も、世の中のかなり多くの業種が存在できなくなってしまうだろう。
      
 
 ただし、この仕組みには致命的な欠点がある。成功者、つまりリベラルにとっては賃金が低くなればなるほど良いから、社会不安を煽り、経済を破壊した方が良いわけで...
 
 ∧∧
( ‥)つまり国家の弱体化と
    恒常的な不景気を
    招くのである
 
  ( ‥)米国の衰退は
    −/ こうして
       引き起こされるわけよ

 
 もし日本のように近隣に大国があって防衛を念頭に入れねばならない場合、経済の衰退は致命的なので、この状況を是正しようとするだろうし、実際している。
 
 しかし米国は豊かな資源を持ち、核兵器と強大な軍隊を持つ。それのみならず、海という障壁に囲まれている。
 
 ∧∧
(‥ )米国は自国防衛に
\−  余裕があるせいか
    危険に無頓着だよね
    オバマ+バイデン時代に
    北朝鮮に対し
    米国まで届きうる
    核ミサイル開発を
    許したのは良い例だ
 
  (‥ )防衛に余裕があるから
      少数の成功者と
      成り上がりが
      危機感持たずに無邪気に
      国家の弱体化と不景気を
      志向できる
      そういうことなんだろうな
 
 
 

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