昨晩は爆弾低気圧とやらが通過。夜半まですごい雨だった。
∧∧
(‥ )明けて7日の日曜日、
神奈川県のここでは
ツバメさんがさえずってます
(‥ )嵐の後にきたのか、その
前からいたのか。
すっかり日も長くなり、5時頃散歩に出ても明るい。夕暮れだが、日差しは雨に洗われた大気を貫き、弱まることもなく照りつける。
そして空に輝く光点。
*
∧∧
( ‥)飛行機ですよね
( ‥)太陽の光が反射している
のだ。
ああ、こういうのって時々、UFOだと認識されるんだよね。どれ、撮ったらどう写るかな? と面白半分に小さなデジカメで写真を撮ると。

∧∧
(‥ )さすがに遠すぎて
□– 飛行機の形は見えませんね
(‥ )これは地平線に近い、
つまり遠いものだからね
もっと近くのものを
撮影してみよう。
そうしたらこうなった

∧∧
( ‥)なにこの、お団子3つが
–□ 凸になってるこの姿?
(‥ )なんかさ、
無理矢理拡大した
この低解像度具合、
いかにもUFO写真ぽいよね
なんでこう写るんだ? まあ理屈は色々と考えられるが、できれば実証したい。考えてみれば神奈川県にいるのだ。千葉の成田空港、そして川崎の先にある羽田空港。このあたりの空を通過する飛行機にはことかかないんである。
∧∧
(‥ )あっ、ちょうどよさげなのが
きましたよ。
(‥ )よし、連続で撮影し、
様子を探るのだ。
そうしたら、こうなった。
1〜6までが順番で並んでいて、この間、およそ2分。6’’は6の拡大。

∧∧
( ‥)1回、太陽の光を反射して
輝く光点になってますね
(‥ )それとあれだな、機体の
本体と、左右のエンジン、
これが3つ並んだ団子
みたいになって見えるのな
1000回に1回しか見間違えない人でも、空ゆく飛行機を1000機見れば、1回は誤認する。
∧∧
( ‥)確認できない飛行物体、
つまりUFOになる
( ‥)ずいぶん前さ、
–□ 夕暮れの空を指差して
わあって顔してる
女の子とおばあちゃん
いたよね。
それは飛行機雲をなびかせて飛んでいく飛行機だった。ただ、地平線近く、夕焼けに照らされるそれはゆっくりと動く火の玉のように見えるのである。
∧∧
( ‥)単なる誤認ですけども、
あの女の子にとっては
良い思い出なんでしょうね
(‥ )もう、中学生か
高校生ぐらいになって
いるだろうなあ。
その子がおばあちゃんと一緒にそれを見た空き地は、今ではもう無い。
∧∧
(‥ )みんないつも空を見上げて
\– いるわけではない。それも
誤認の原因でしょうか?
(‥ )みんなそこまで暇ではない
時に見上げて驚いた人は
それを思い出にする。
そういうことなんだろうな
∧∧
(‥ )...もっとも、それで終わらずに
\– 別世界へ旅立つ人もいるの
ですよね
(‥ )それはそれで、また別の
話ってことだろうな。
思い出にならなかった夢は悪夢になる。
そういうことなんだろう。