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2010年12月10日金曜日

それはおそらく小説だった

 
 先日、リストラの判断を下したことに「これで良かったのだろうか・・」と悩みを打ち明けられたので


     ( ‥)リストラしたとか、されたとか、それが
         ギャグのレベルにしかならない世界もある
 ∧∧
( ‥)とっ、言っておいたと。
    人によっては許しがたい暴言でしょうね。

 いや、でも事実だ。リストラした、された、失職した。そういうことであっても

 「はあ、だからそれの何がどう大変なの?」

 としか聞こえないし受け取らない立場の人が実はそれなりな数いるのはまったくの事実。

 さりとて愚痴すらこぼしてはいかんというわけではないし、リストラしたことを気にするのは真っ当な反応でもある。

 
 昨日、電車の中で本をうとうとしながら読んでいたら、隣の人の本の内容が目に入る

 ∧∧
( ‥)趣味の悪い話です

     ( ‥)いや、つい目に入って

 なんでも大学での正規な職だかなんだかを失い、愚痴をこぼし、南の島で多くの生物を見た時に、生存競争なんてないんだ!! ということ、ダーウィンの進化理論が間違いであることを確信したという内容だった。

 ∧∧  小説・・・・でしょうか?
(‥ )
 -( — —)ノンフィクションにしては間が抜けすぎているからなあ
   -     あー、眠い。

 タイトルは分からなかった。

 ふと、思った。

 「リストラされた、した、そんなものが冗談にしか聞こえない世界も立場も人もいる、だから気にする必要はない」

 そう言ったことは正しかった。

 冗談にしか聞こえない。たぶん、小説だ、あれは。


 ∧∧
( ‥)南の島で確信を抱く人は多いんですよね

      (‥ )事実上、そこの土地を征服している立場のくせにな。
          

 移入種の問題だって起きているだろうに、小説にしてもたちが悪すぎる。それとも、たちの悪い主人公が無様な最後をとげるという筋立てだろうか?


 

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