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2019年10月9日水曜日

経済の視点で見た時 あなたはそれをどう売るのか?

 
  
 ∧∧
(‥ )バーチャルyoutuber
\‐  第一号であるキズナアイさん
    中の人が違う4号まで増加
    しかし
    中の人が中国人である
    4号さんが台湾を
    台湾省と地図表記して炎上
    同様にこの地図では
    日本領 尖閣諸島を
    釣魚島と表記しており
    これを問題視する
    日本ファンも多く...
 
  (‥ )本来のキズナアイの中身を
     運営会社社長が
     初期ボイスモデルと呼んで
     反感を買ったりと
     vtuberの運営も
     なかなか大変だな
 
 
 直接関係ないもののvtuberには先にもこんな話がある。

 vtuber四天王の一人、電脳少女シロの妹分であるアイドル部。このアイドル部の面々がイベントにおいて他のvtuberと共演したことを問題視するファンが現れ、これが炎上騒動にまでなったのであった。
 
 ∧∧
(‥ )共演したvtuberは
\‐  神楽めあさん
    犬山たまきさん...
    下品だとかアイドル部の悪口を
    言っていたとか
    その点を問題視するファンが
    いたとか
 
  (‥ )とはいえだよ
      より重要なのは
      運営は
      所属が異なるvtuberと
      共演することを望み
      一部のファンは共演を
      嫌がるという
      このすれ違いだな
      こここそが重要
 
 例えばこのことに関して言うと、一部のファンは次のように言う。アイドル部の面々は共演なんて必要ない。それほどアイドル部の面々にはそれぞれ固定ファンがいて、十分自立できているのだと。
 
 ∧∧
(‥ )んー...
\‐  チャンネル登録数は
    アイドル部の面々で
    8万とか12万
    神楽めあさんが10万
    犬山たまきさんが18万
    電脳少女シロさんが70万
    キズアイさんは別格の267万
 
  
  (‥ )上位である四天王の
      二人はともかくとして
      他の面々は
      似たり寄ったりだな
 
 似たり寄ったりなら自立の証拠とも言えるが、自立うんぬんではなく、経済の視点で見ればどうか?
 
 実際、動画の視聴数でいうと、彼女たちの状況はもっと似たり寄ったりになる。その数は1万から2万といったところ。
 
 これは電脳大道芸としては十分な成功ではあるのだが...
 
 ∧∧
(‥ )消費活動を起こす
\‐  母集団と考えると
    まだ足りねえ
 
  (‥ )これが運営側と
      ファンが乖離する
      理由だろうな
 
 ファンは僕が見ているのだから十分だと考える。
 
 なぜか? ファンは売り上げを見ないからである。
 
 運営はこれでは不十分と考えるだろう。
 
 なぜか? 運営は売り上げを見るからである。
 
 運営側は儲けを出すにはまだ不十分だと考える。実際、登録者はあくまで累計であって、今見ている視聴者が消費と購買を引き起こす母集団だ。そう考えると1万から2万という視聴数は非常に大きいようでいて、しかし桁が足りない。
 
 ∧∧
( ‥)消費してお金を落とすのは
    視聴数の10分の1か
    それ以下でしょう
 
  ( ‥)1000人いくか
    ‐/ 怪しかろうな
 
 1人が平均1000円落としてくれれば、1000×1000=100万となるが、これでは会社にとってまるで足りない。100万では5人の月収20万で消えてしまうではないか。ましてや1人が落とす平均額が100円だったら10万になってしまうわけで、これは破滅だ。

 以上を踏まえれば運営が共演を、コラボを望むのはわかりやすい。
 
 ∧∧
(‥ )同所属、別所属関係なく
\‐  vtuber同士が
    コラボしている場合
    その配信の視聴数は
    増えるみたいだね
 
  (‥ )それぞれの視聴者を
     つれてくれば
     嵩(かさ)が増えるからな
 
 なんでもそうである。八百屋はあっても人参屋はない。スーパーはあってもキャベツ屋はない。単品販売というものは原則としてない。コミケもそうだ。本当に自分だけで売れると思っているのなら個人販売すればいいが、皆は集まって売る。集まって売った方が売れるからだ。
 
 ∧∧
(‥ )アイドル部の共演を
\‐  望まぬファンの意向は
    運営にとっては
    好ましくないのだな
 
  (‥ )アイドル部の運営は
      ドットライブだったな
      他のvtuberの運営というと
      ホロライブ とか
      にじさんじを運営する
      いちから株式会社とか...
      見ればわかるが
      売り方がそれぞれだ
 
 ホロライブ は一期生、二期生という感じで数を増やしている。にじさんじは数がもともと非常に多い。ドットライブのアイドル部は13名で、ほぼ固定。そして共演は少なめであり、そしてなおかつ、どうも中身が若いようだ。
 
 ∧∧
(‥ )中身が若いと共演しにくいって
\‐  ありますかね?
    学生だと学業がある以上
    更新頻度にも
    制限があるかもね
    でも若い分だけ新鮮だとも
    言えるよね
 
  (‥ )アイドル部って天然が
      多いしな
      いずれにせよ
      運営の何が吉と出るか
      狂と出るか...
      なかなか見極めが
      難しいな
 
 キズナアイの1号、2号、3号、4号だって、キズナアイというブランドをそのまま維持しつつ、分業して裾野を広げよう、この意味で考えればいかにも懸命な選択肢だ。
 
 ∧∧
( ‥)ところが分裂した結果
    中国の政治事情を
    そのまま反映して
    キズナアイという
    ブランド全体に
    燃え広がってしまったわけだ
 
  ( ‥)なかなか悩ましい話だで
    ‐/
 
 
 ファンの視点なんてものから離れて考えてみよう。経済の視点で見た時、あなたはそれをどう売るのか? そしてその売り上げは十分か?
 
 
 
  

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