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2012年6月15日金曜日

影響が無いわけない、という逆説


 
 *の続き
 
 ∧∧
( ‥)プロテスタントがカトリック
    よりも科学の点で有利で
    あったかどうか、というのは
 
  (‥ )意地悪な言い方するとさ
      ヘンリー8世の離婚したい
      のじゃ騒動に由来する
      英国国教会が科学の振興と
      関係あんのか? という
      話でね
 
 ヘンリー8世 ちーとも男子に恵まれないので離婚を認めてよ、と法王庁におうかがいを立てたところ、だめ、と教皇につっぱねられたのでローマ教会から決別。あろうことか英国国教会をぶち上げ、いやそれおかしいでしょ?? とある意味正論を述べたトマス・モアの首を刎ねたイギリス国王(エリザベス1世のお父さんでもある)。見た目が妙に印象的でキャラの立っている王でもあった。
 
 ∧∧
( ‥)そんなどこがプロテスタント?
    という宗派が大英帝国と産業革命
    科学振興に一体、なんの影響が
    あったのか?
 
  ( ‥)でもさ、かっぷくの良い
    –□ 愉快なデブのおっさんが
       だよ、
 
 離婚させてくれない? ならば独立じゃー 反対する知識人、死ねー! とか無茶ぶりをするのだ。それも国家の頂点の人がである。
 
  (‥ )これで影響ないわけないよね
 
 ∧∧
( ‥)まあ、なんというか
    暴虐というか自由の
    香りはしますかねえ
 
 
 英国国教会というとイギリスを支配した権力エリートという存在になるけども、ふと思う、それでもなお、いくらまじめな顔しても、結局はさ、ヘンリー国王が離婚したいから出来たのだろ? と誰もが思い出す時、そのことが影響しないなどとは言えまい。
 
 
 

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