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2012年6月15日金曜日

宗教と科学革命


 *の続き
 
 
 ∧∧
(‥ )気がつけば前のblog投稿から
\–   24時間経ってますね

  (‥ )24時間後、やっぱり
      ホタルを見て帰ってきた
      わけだけども
 
 ぴかー、ぴかーと飛んでいた
 
 ∧∧
(‥ )ほとんど明滅せずに、ずーっと
    水際で光っている人たちは
    なんでしょうね?
 
  (‥ )さあ? 
 

 さて

 近代科学の出現以後、ローマ・カトリック諸国からは偉大な研究者があまり出ずに、むしろプロテスタント諸国から出た。

 ∧∧
(‥ )そんなの偏見だ、根拠がない
\–   そういう意見がありますね

  (‥ )んー、でもあれなんだよな
      そういう傾向があるとは
      以前から言われているの
      だよな

 人によっては、カトリックにもこんな研究者がいる!! と指摘するけども、まあ、事実の列挙を幾ら重ねても傾向が覆せるわけではない(赤玉をいくらあるあると言っても、青玉、赤玉の比率が変化するわけではないよ、という意味)

 単純にある時点からヨーロッパの中心がイタリアやスペインではなくなった、ハプスブルク帝国もどういうわけかあまりぱっとせず、なによりもイギリスやそこから派生したアメリカが世界の覇者になった。単純にそのことを反映しているだけだ、とも言えるけど。

 *時代に先駆けて繁栄していた諸国が没落した、結果的にそれがカトリック諸国として残った国々だった。それだけじゃね? という話
 

 ∧∧
( ‥)でも、なんでそうなっちゃった
    のでしょうね?

  ( ‥)プロテスタントが幾つかの
    –□ 理由で、カトリックよりも
       有利だった、そういう
       指摘はあったな


 ∧∧
( ‥)実際はどうだったのでしょうね?

  (‥ )分からん。そこまで調べて
      いないし、そもそも
      宗教改革と科学革命は因果と
      結果ではないかもしれない。

 ∧∧
( ‥)例えばの話

  (‥ )経済構造が変わった
      ある諸国が有利になり、
      既存の帝国が不利になる
      それだけで
      支配イデオロギーは変わり、
      あるいは変える必要があり
      条件が整えば科学が走り
      始める、原因と結果ではなく
      どちらも結果であるかも
      しれないわけよな。

 それを考えると、例えば、カトリックの雄であったはずのスペインは、かつては新世界を押さえてあれほどの銀を手中に納めたのに、なんであんなになっちゃったの? という問題の方が重要だ、とも言える。

 ∧∧
(‥ )今もEUはギリシャに並んで
\–   スペイン、イタリアに足を
     ひっぱられてますから

  (‥ )かつて世界の銀の流れを変えて
      世界貿易の枠組みをさえ作り
      替えたスペインがなぜ
      こんなことに? ってね。



*注:科学革命、という言葉はここでは分かりやすい俗語として使っている。当たり前の話だが、科学が革命的に変貌するなんてことはなかったし、コペルニクス的転換、ということも事実として無かった。



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