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2012年6月1日金曜日

理解したと言うのは良いがそれはなんぞや



 *の続き
 
 
 その子がかけ算を忘れてしまって九九から覚え直している時、その子は自分のところをバカだと嘆いた
 
 
  ( ‥)だから言ったのだ。かけ算は
      足し算と根本から違うし
      まったく違う概念。
      馬鹿であると嘆く必要は
      ないんだよ、と
 
 ∧∧
( ‥)...なんかいい話っぽいですけど
    それでもその子が嘆いたから
    違う概念だと言っとるだろうが
    ごらーー!! とか怒った
    くせに
 
 かけ算は次元が違うのだ、そう言った人もいた。
 
 ∧∧
( ‥)一辺×一辺、直線同士のはず
    なのに、出力は面積。つまり
    平面になっちゃいますからね
 
  (‥ )まさに一次元から二次元に
      次元が変わっちゃうわけだ
 
 ∧∧
(‥ )辺を単位で切り分け、
\–   この辺は5だとか、
     この辺は6だとか
     申し述べる
 
  (‥ )そして面積にも単位がある
      単位面積も辺と辺からなる
      長さの基本単位で
      辺がいくつに
      切り分けられたか?
      その数値同士を
      掛け合わせれば
      ”辺同士の組み合わせで
      構成される単位面積”が
      いくつあるか、それが
      導きだせる
 
 
 ∧∧
( ‥)足し算とはまるで違う概念
 
  ( ‥)足し算、かけ算ですら
    –□ この有様だからな
  
 では世の中の、あるいは僕らの常日頃の、”理解した”、とは一体全体なんぞや?
 
 そこに落とし穴がないと、どうして自信をもって言えるだろう
 
 

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