自己紹介

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2010年8月4日水曜日

側面

 
 
  最終ゲラの確認から帰宅。

 ∧∧
( ‥)遅い夕ご飯をすませて

     ( ‥)最後の仕事
       -/

 その前に資料を探さねばいかん。と資料を探していたら

  
     (‥ )「認識とパタン」だ、どこへいったかと
      □-  思っていたが。
 ∧∧
( ‥)こちらは「流れる固体」ですよ。
  -□ こんなところにあったんですね。

 古本屋で1000円で買った掘り出し物。読み返さないといけない。

 さて

 後で正しいと分かった仮説なのだが、発表当時はトンデモだ、そう考えられた理論や仮説もある。

     (‥ )まあ、トンデモという言い方は不適切かもね。
 ∧∧
( ‥)用法があいまいですし、定義したところで
    あまり意味はないですしね。

 発表当時は「いやいや駄目でしょ、採用できない」と言われていた仮説で、後から皆に受け入れられた仮説はいろいろある。

 ∧∧
( ‥)経験的には当たり前の話ですね。

     (‥ )今採用されていない仮説=間違った仮説、ではない
         もちろん、
         今採用されていない仮説=だから正しい仮説、でもない。

 学会に認められないオレ様は未来のガリレオ、という主張は、まあ、派手に痛い主張。

 ともあれ、

 基本的に正しかった仮説なんだが、提案者が提案した時点では当時からして怪しげで、今からするともっと怪しげな側面があった仮説もある。

     (‥ )アガシさんの氷河期仮説とかな。
 ∧∧
( ‥)氷河期があった、は正しかったけども、
    その氷河期で生物が根こそぎ滅びたという
    彼の考えは間違いであったと。

 というか、そういう側面があったから氷河期説は余計に受け入れられなかったのかもしれない。そして受け入れられてもそういう怪しげな側面はアガシもろとも忘れられるはめになった(らしい)。

     ( ‥)提案者がトンデモな発想をしていても
         理論の中核自体は正しい場合もある。
 ∧∧
( ‥)まあ、何がどこが中核なのかって問題もあるんでしょうけどね。
 
 理論の提案者が理論におかしな側面を与えていても、理論の提案の動機が狂っているように見えても、理論に基づいた主張がおかしくても

 ∧∧
( ‥)理論自体が、それもかなり複雑な理論自体が生き残ることさえ
    しばしばあることでしょうね。

     (‥ )いくらおかしな主張でも
         何もかもがおかしいわけじゃない。

 ある日、地道に業績を上げていた研究者が新規な主張を始めて、それがいかにもあやしげに聞こえたにしても、以前の業績や、さらには新しい理論の何もかもが間違っているわけでは(必ずしも)ないんだろう。


 ∧∧
( ‥)まあ、何もかも(あるいはほとんどが)間違っていることも
    ありうるんでしょうけどね。

     (‥ )どちらにせよ、分かりかねることがあるもの
         なんよね。
 
 

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