昨日、いやもう一昨日になるのか。夕方、公園からの帰り道、ふと空を見上げたら一定の間隔でちんまりした雲がずらりと列になって並んでいた。方角は西から東。よく見るとそれぞれの雲の下側というか根にあたるというべきか、その部分になにかもやっとした半透明な感じのものが見えていて、そこからにょっきり雲が生えている感じ。
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( ‥)ちょうど三角、というか波頭みたいな
-△ 感じでしたね
▲(‥ )色をつけるとこんな感じかな?
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もやっとした薄茶色というのか、そういうかすみのような構造が波のようにあって、その上の部分で急に雲ができているように見えた。よくしたもので、風にあおられている波の上の部分が巻きながら崩れていくように、雲のてっぺんが流されるように、しかし投げたボールが弧を描いて落ちていくように、ゆるやかなカーブを描きつつ下降していく。
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( ‥)なんかちょうど渦を巻くように逆巻きながら、
上の方がぐにゃーーっと伸びる感じでなおかつ
巻いて下っていきましたね。
(‥ )海の波を見ているようだったよねえ。
というか本当に波そのものだったのかもしれない。例えばの話、空気が2層に分かれていて、上の層がずっと速く動いている場合、当然のことながら2つの層の間には波ができて、そして渦巻くはずで、
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( ‥)波として舞い上がった空気が冷やされれば、
条件さえ整えば雲ができますよね?
(‥ )あの雲、当然だけども底がすっぱり
切られたように水平で、そのくせ
ぼやーーっと見えているかすみみたいなのは
雲そのものよりもずっと広かったからなあ。
▲ ←つまりこういう状態
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( ‥)やっぱり波だったんですかね?
( ‥)波なら規則正しい間隔で雲ができるのも
雲の底辺が全部同じ高度なのも納得いくよね?
▲ ▲ ▲ ▲ ←つまりこういうこと
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底辺が同じ高度ってことは同じような性質の空気が同じような高度に持ち上げられて、そこで水分の凝結、雲の発生が起きているってことですよねえ? 雲が逆巻く様子を見ても上空ではそれなりに強い風が吹いているってことは確実なわけだし、波が起きてもおかしくない状況だったというのはざっくりと言えそう。
問題は
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( ‥)なんであの場所でずらずら並んでいたかですよね。
(‥ )なぜある直線に沿って雲が
東西に並ぶかなんだよな。
何か雲の発生に影響を与えるような構造物があのあたりにあったっけ? 距離は2〜3キロメートルとかそんなもんだろうか、なんだあーーーっと考えて、思い当たるとものいうと。
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(‥ )あの辺ってでっかい道路が通ってますよね
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(‥ )じゃあ、道路が原因かいな?
確かに雲を発生させる条件を作るものとしては、道路はありなように思えるのだけども・・・。水分も多いはずだし、凝結の核になるような小さなゴミも多いはず。
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( ‥)でも実際はどうなんですかねえ?
(‥ )さあ?